諏訪内 晶子(すわない あきこ、1972年2月7日 - )は、日本のヴァイオリン奏者である。1989年

エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位受賞。1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際

コンクール優勝。 

 

略歴

コンクール
1981年、全日本学生音楽コンクール(小学校の部、東日本大会)で第1位。
1985年、全日本学生音楽コンクール(中学校の部、全国大会)で第1位。
1987年、日本音楽コンクールで第1位。
1988年、パガニーニ国際コンクールで第2位。
1989年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位。
1990年、チャイコフスキー国際コンクールで第1位(最年少、日本人初、全審査員の一致による優勝)。同時にバッハ作品最優秀演奏者賞とチャイコフスキー作品最優秀演奏者賞を受賞。
 
学歴
桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを修了。
文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。またジュリアード音楽院との単位交換制度を実施しているコロンビア大学では政治思想史を学んだ。
1995年、ジュリアード音楽院修士課程修了。同院ではドロシー・ディレイに師事した。
ベルリン芸術大学でも学んだ。

使用楽器

世界三大ストラディヴァリウスの一つである「ドルフィン(Dolphin)」(1714年製)を日本音楽財団から長期貸与されている。この楽器はかつてヤッシャ・ハイフェッツが使用していた。