マクシム・アレクサンドロヴィチ・ヴェンゲーロフ（ロシア語: Максим Александрович Венгеров, ラテン文字転写:
Maxim Aleksandrovich Vengerov、1974年8月20日 - ）は、
世界で最も優れた音楽家の一人として広く称賛され、
現在世界で最も偉大な弦楽器奏者の一人と称される
ことも多いグラミー賞受賞者のマキシム・ヴェンゲーロフ
は、指揮者としても国際的に高く評価されており、
そのキャリアを通じて世界有数の音楽院で教鞭を
執ってきました。
経歴
5歳からガリーナ・トゥルチャニノーヴァに師事した。その後
伝説的なヴァイオリン教師ザハール・ブロンに師事し、わずか10歳で
ジュニア部門で優勝。
その後、モスクワやレニングラード（現サンクトペテルブルク）で
凱旋コンサートを行い、間もなくロイヤル・コンセルトヘボウ
管弦楽団や、BBCフィルハーモニック、ソビエト国立交響楽団と
共演した。
1995年に、プロコフィエフとショスタコーヴィチのヴァイオリン
協奏曲部門最優秀賞に輝き、グラミー賞にもノミネートされた。
1997年にはアメリカ合衆国各地で華々しい演奏活動に取り組む。
使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス「クロイツェル」。
クリスティーズの競売にかけられたところをチェスキーナ・
永江洋子（ヴァレリー・ゲルギエフの支援者としても知られる）の
援助を受け、購入する。
華麗な技巧と豊かな表現性のヴァイオリン演奏は人気を博したが、2008年から指揮の勉学に専念するため演奏活動の休止を宣言した。
2011年から再びヴァイオリンの演奏活動を開始し、2012年2月
にはロンドンの王立音楽アカデミー、2020年にはザルツブルク
・モーツァルテウム大学の教授に就任した。
Maxim Vengerov plays Mendelssohn Violin Concerto (2021)
Maxim Vengerov - Caprice N° 24 - Paganini
Maxim Vengerov plays Beethoven Romance No.2 in F (2010)
Maxim Vengerov plays Hungarian Dance No 5 (Brahms)