ジョシュア・ブラウン(英: Joshua Brown,1999年11月30日- )は、アメリカ合衆国の男性ヴァイオリニスト。イリノイ州ガーニー出身。
2024年のエリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門で
2位に入るなど、多くのコンクールで入賞している。
『ニコロ・アマティ』と呼ばれる使用楽器は、メアリー・B
・ガルヴィン財団及びストラディバリ協会の厚意により長期貸与を
受けており[、1635–1640年頃にイタリアのクレモナで製作された。
5年間シカゴ音楽院で奨学生としてアルミタとローランド
・ヴァモスに師事した。
ニューイングランド音楽院(NEC)でドナルド・
ワイラースタインにヴァイオリンを学んだ。
15歳でクリーブランド管弦楽団とショスタコーヴィチのヴァイオリン
協奏曲第1番を演奏してデビューし、批評家から熱烈な評価を
受けたことがきっかけで、注目を浴びるようになった。
以降、アメリカやヨーロッパのオーケストラ(ミュンヘン放送
交響楽団、シカゴ市民オーケストラ、プロムジカ室内オーケストラ、
シャンペーン・アーバナ交響楽団、ロックフォード交響楽団など)
と定期的に共演している。
若干19歳にして、ドイツ・アウグスブルクで開催された第10回
レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、
「モーツァルト」賞、聴衆賞、審査委員長特別賞、
クロンベルク・アカデミー特別賞、CD制作特別賞を受賞。
その他、クーパー国際ヴァイオリンコンクール(第2位、聴衆賞)、
ロシア・ノヴォシビルスクで開催された第9回若い音楽家のための
チャイコフスキー国際コンクール(聴衆賞、特別賞、芸術アカデミー
金メダル、シベリア芸術アカデミー才能賞)などでも優勝している。
2016年ストラディヴァリウス国際ヴァイオリン・コンクールで
最優秀賞を受賞、
2016年ENKOR国際音楽コンクールでヴァイオリン部門大賞を受賞、
2016/2017年アメリカ賞器楽部門受賞、
2016年と2017年の両方で全米ヤングアーツ賞を受賞。
2018年全米スティルマン・ケリー・コンクール大賞、2018年ヤマハ・ヤング・パフォーミング・アーティストに選ばれ、ルミナート
文化財団の2019年ルミナート・フェローシップ・フォー・
ストリングスを受賞し、全米音楽クラブ連盟の2019年度全米大学
ストリングスウィナーに選ばれた。
カイロス弦楽四重奏団の一員として、第1ヴァイオリンとヴィオラを
交互に担当し、A.N.&パール・G・バーネット室内楽コンクールと
レンブラント室内楽コンクールで第1位、
2018年フィショフ全国室内楽コンクールのジュニア部門と2018年M-
プライズ国際室内芸術コンクールのジュニアストリング部門の
両方で金メダルを取得した。
ワシントンDCのケネディ・センター、ニューヨークのカーネギー
ホールとマーキンホール、オハイオ州クリーブランドの
セベレンスホール、シカゴのシンフォニーセンター、ロシアの
ノヴォシビルスクのアーノルド・カッツ州立コンサートホール、
オーストリア・ザルツブルクのStiftung Mozarteum、ドイツ
・アウグスブルグのKongress Hallなど3大陸の
コンサートホールに出演している。
Brahms Concerto in D major op. 77 | Joshua Brown
- Queen Elisabeth Competition 2024
Joshua Brown - Tchaikovsky Violin Concerto
Joshua Brown - Mendelssohn Violin Concerto, mvt. 1
Joshua Brown | Queen Elisabeth Competition 2024
- Semi-final recital
CHARLOTTE BRAY The Sun and Her Flowers 00:00:00
LUDWIG VAN BEETHOVEN Sonata n. 7 in C minor op. 30/2 00:05:31
HEINRICH WILHELM ERNST Erlkönig (after F. Schubert) 0:32:08