片山 柊(かたやま しゅう、1996年〈平成8年〉12月3日 - )は、
略歴
7歳からピアノを始める。
早くからピアニスト・作曲家両面で活躍することを目指していた。
札幌大谷中学校・高等学校音楽科を経て、東京音楽大学(ピアノ
演奏家コース・エクセレンス)を首席で卒業し、
さらに同大学院修士課程を修了した。
その後、桐朋学園大学作曲科修了。ピアノは日向加代子、
斉藤香苗、武田真理、東誠三、広瀬宣行、作曲は土田英介、
加藤真一郎から、それぞれ指導を受けた。
ピアニストとしての主な受賞歴に、第64回全日本学生音楽コンクール
ピアノ部門中学生の部全国大会第1位[、
第41回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、
および聴衆賞 文部科学大臣賞 スタインウェイ賞などがある。
作曲家として、第28回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門
第1位を受賞した。2位なしの1位は史上初。
受賞作「三好達治の詩による歌曲集」の楽譜は、「四つの思い出」
歌曲集と題してカワイ出版より刊行されている。
現代曲や日本人作曲家の作品の演奏・探究をライフワークとしている。
ソロ、コンチェルト、室内楽のみならず、コンテンポラリー
・ダンサーや俳優など、異分野のアーティストとクロス
オーバーする作品に数多く出演している。
2020年設立の芸術団体「夢の浮橋」制作企画では、「未来の古典」
をめざす音楽朗読劇において全作の作曲を担当。
全公演にピアニストとして出演し、俳優とのセッションを重ねている。
2021年6月、世界的舞踊家イスラエル・ガルバンのダンスコンサート・ツアー「春の祭典」にピアニストとして出演し、大きな反響を呼んだ。
2023年6月、ダンスコンサート 平山素子×笠井叡『「フーガの技法」を踊る』に出演し、コンテンポラリー・ダンス界を
牽引する2人のダンサーと共演。
バッハのフーガ14曲を演奏し、好評を博した。同作はDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021にて開催された「エリア50代」で
初演された、笠井叡振付・平山素子によるソロダンス『
J.S.バッハ作曲“フーガの技法”1.2.6.9番によるダンス』の
スケールアップ公演。
2024年12月には『平山素子×笠井叡「フーガの技法」を踊る
ライブ・フィルム+パフォーマンス』に出演し、平山素子氏
・笠井叡氏との共同創作によるパフォーマンスを披露した。
2024年9月、クラシックギター奏者の五十嵐紅とデュオを結成。
ギターとピアノという世界的にも希少な編成による、
繊細な響きを追究している。
また、この編成のために「星に願いを」など編曲を多く手掛けている。
2024年4月より桐朋学園大学作曲科非常勤講師を務めている。
主な受賞歴
- 第64回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の
- 部全国大会第1位
- 第15回大阪国際音楽コンクールピアノ部門Age-H 第3位
- 第7回横浜国際音楽コンクールピアノ部門高校生部全国大会 第1位 Virtuoso賞
- 第25回おきでんシュガーホール新人演奏会
- オーディション グランプリ
- 第41回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ
- 聴衆賞 文部科学大臣賞 スタインウェイ賞
- 令和4年度奏楽堂日本歌曲コンクール 第28回作曲部門 第1位
- 『三好達治の詩による歌曲集』
- 第23回国際ピアノデュオコンクール作曲部門(2023年)
- 第2位 音楽之友社奨励賞『連弾のための「ダイアローグ」
PTNA2017コンペ特級ファイナル/特級 グランプリ
片山柊 ラヴェル:ピアノ協奏曲
2017PTNA特級セミファイナル 片山柊 ブラームス
:ピアノソナタ第2番
ドビュッシー:版画 片山 柊:Katayama, Syu
シューマン:アラベスク,Op.18 pf.片山 柊:Katayama, Syu