“彼こそ、紛れもなく、偉大なるロシア人ピアニストたちの
もっとも正当な後継者である”
Gramophone
ボリス・ベレゾフスキーは、この上なくパワフルなヴィル
トゥオーゾ・ピアニストとして、また、独自の洞察力と豊かな
感性をあわせもつ音楽家として、その名声を確立してきた。
ボリス・ベレゾフスキー(ボリス・ヴァディモヴィチ・ベレゾフスキー、英語: Boris Vadimovich Berezovsky, 1969年1月4日 - )
略歴
モスクワ音楽院で名教師エリソ・ヴィルサラーゼに師事した。
1987年、リーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。
1988年、ロンドンのウィグモア・ホールにてデビュー。タイム誌は
彼を「非常に優れた有望さのある芸術家であり、目もくらむような
高度な技術と畏敬の念を起こさせる力を持った演奏家だ」と評した。
1990年、チャイコフスキー国際コンクールで優勝。
2005年、パリのシャンゼリゼ劇場で初のソロリサイタルを開く。
2006年、同所でフランス国立管弦楽団と共演。
・ブランシュ」を行った。
ハチャトゥリアンなどの録音がある。
動画がインターネット上に出回り、一躍有名になった。
この時の演奏は非常に評価が高い。
ロシアのウクライナ侵攻による影響
2022年2月にロシアがウクライナ侵攻を行い、民間人に対する
無差別攻撃の犠牲者や多くの難民が発生した。
同年3月10日、ベレゾフスキーはロシア政府系テレビ局の
トーク番組に出演し、「素朴な質問がある。
彼ら(ウクライナ)に情けをかけ、慎重に物事を
進めているのは分かる。だが、彼らを気にかけるのはやめて
(キエフを)包囲し、電力を遮断したらどうだろうか」
などと述べた。
これを受けて、パリ室内管弦楽団の音楽監督であるラルス
・フォークトは「私の元友人、ボリス・Bがこのような発言を
したとは信じられない
だが、私は彼の口からその言葉を聞いた。私たちの友情は
正式に終わった」とツイートし、ピアニストのガブリエラ
・モンテーロも「とてもがっかりした」とのツイートを投稿した。
Boris Berezovsky plays Gershwin's: Rhapsody in Blue to an empty concert hall
Boris Berezovsky - Liszt Méphisto Valse n°1
part 6] Berezovsky Chopin Etude Op10/12 + Godowsky version
Transcendental Etude No.4, Mazeppa (Berezovsky)