来シーズン(2025年秋)より、ベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者としてトライアルを開始。
2024年6月エザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門
にて第6位入賞、併せてブリュッセル市賞受賞。
確かな技術と豊潤で情感溢れるパフォーマンスに、『豊かな
エネルギーに満ちた真の表現者。
全てのフレーズの細部にまで彼女の存在が息づいている』
との高評を受ける。
奈良県出身の26才。桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業後、渡米。
フルスカラシップを得て、ボストンのニューイングランド音楽院
修士課程修了(2024年5月)。
また桐朋学園大学ソリストディプロマコース(特待生)を最高評価を
得て修了後、東京音楽大学アーティストディプロマコースに
特別特待奨学生修了。
現在日本国内では、(公財)『江副記念リクルート財団』第46回奨学生
として、米国では『Tan Family Education Foundation』
の支援を得ながら、今秋より独クロンベルク・アカデミー
・プロフェッショナルスタディに在籍、
ミハエラ・マルティン氏に師事し、さらなる研鑽を積んでいる。
12才で大阪フィルハーモニー交響楽団と協演し、ソリストとして
初めて舞台に立つ。
以後多数のソロリサイタルやコンサートに出演。
国内では4度にわたる大阪フィルハーモニー交響楽団との協演の他、
東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィル
ハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、群馬交響楽団、
セントラル愛知交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等々
主要オーケストラとの協演を重ねる。
2010・2012年「第64・66回全日本学生音楽コンクール」
小・中学校の両部門第1位。
2014年高校1年生で「日本音楽コンクール」第1位及び5つの
特別賞を受賞後、2015年「シベリウス国際ヴァイオリン
・コンクール」に最年少参加し入賞。
ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団と
協演の模様がフィンランド国営放送により放映され、
聴衆賞を受賞する。
2016年には「モントリオール国際音楽コンクール」に最年少参加、
第3位受賞。
モントリオール交響楽団と2度の協演を行い『極めて自然な演奏
スタイルでありながら、誰も真似できない壮大なスケールで
奏でる弱冠17才』と評される。
2021年ドイツ・ハノーファーで開催されたヨーゼフ・ヨアヒム
・ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール(The Joseph
Joachim International Violin Competition Hannover) にて入賞。
2022年第11回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール(International Violin Competition of Indianapolis)第3位。
また日本国内では、(公財)岩谷時子音楽文化振興財団第7回
『岩谷時子賞Foundation for youth』 2022年いしかわミュージック
アカデミーIMA音楽賞受賞。、
(学)桐朋学園アリオン江戸音楽振興基金第3回『アリオン音楽賞』
を受賞し、その活動が高く評価されている。
近年ではボストン、シカゴ、ニューヨーク、クロンベルク、
ハノーファー、シンガポール、ピョンチャン、台湾、東京、大阪、
京都にて、オーケストラ協演やリサイタル等で演奏。
室内楽の分野でも2018年、日本・カナダ・台湾・韓国出身の
若手メンバーで構成される“Nico Quartet”を結成、ボストンを
中心に国内外で演奏活動を展開している。
これまでにヴァイオリンを、Miriam Fried、原田幸一郎、竹澤恭子
の各氏に、室内楽をNicholas Cords、Merry Peckham、Vivian Hornik Weilerstein、磯村和英、山崎伸子各氏に師事している。
使用楽器は日本音楽財団より貸与された1716 年製
ストラディヴァリウス「ブース」。
第83回日本音楽コンクール本選 吉田南さん シベリウス第一楽章
Aspen Online Concert ”Save The Young Artists®” Minami Yoshida, violin
Elgar Concerto in B minor op. 61 | Minami Yoshida - Queen Elisabeth Competition 2024
Queen Elisabeth Competition
Minami Yoshida Playing Mozart: Violin Sonata in E Minor, K.304