SARAH CHANG - IMG ARTISTS

 

1980年フィラデルフィア生まれ。4歳でスズキ・メソードで

ヴァイオリンを始め、驚くべき上達を見せて6歳で名門

ジュリアード音楽院に合格、ドロシー・ディレイに師事する。

 

8歳でメータ指揮ニューヨーク・フィルでデビュー、同年ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団と共演した。

 

10歳で EMI クラシックスで CDデ10歳で EMI クラシックスで CDデビューしたが、これは 11歳でファーストアルバムがリリースされた

ハイフェッツを上回る史上最年少記録である。

 

これらの実績によりメニューインに「私が知る限り最も素晴らしく、

最も完成され、最も理想的なヴァイオリニスト」と評された。

 世界各国の主要オーケストラとその後も共演を重ね、ウィーン

・フィル、ベルリン・フィルをはじめ近年ではロンドン交響楽団、

ロサンゼルス・フィル、ワシントン・ナショナル交響楽団、

フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・フィル、チェコ・フィル、

ロッテルダム・フィル、サンクトペテルブルク・フィルなどと共演。

 

この他ノルウェー、ルーマニア、オーストリア、カナダ、ポーランド、デンマークなどでリサイタルを開催。室内楽でもこれまでに

ズッカーマン、サヴァリッシュ、ブロンフマン、アンスネス、

ヨーヨー・マ、スターンやベルリンフィルのメンバーと共演している。

 受賞歴も多岐にわたっており、1993年ドイツェ・グラモフォン

「ヤングアーティストオブザイヤー」、

99年エイヴリー・フィッシャー賞、

ドイツのエコー賞レコード大賞をはじめ、

2006年にはニューズウィークの「20人のトップ女性」に、

また 08年WEF のヤング・グロ ーバル・リーダーに選出。

 

11年アメリカ大使館の芸術大使任命、12年ハーバード大学に

よる芸術賞などを受賞している。

 

2017年来日コンサート 世界の檜舞台にデビューしてからすでに

30年が経過したが、今その演奏は充実の時を迎えている。

 

 2018年4月にイギリスの人気ラジオ番組「Classic FM」が改めて

専門家たちに取材して発表した「世界最高のヴァイオリニスト25名」

に選ばれ、当番組に「天才少女としてデビュー、今はなおさら

勢いが止まらず、その活躍と人気がまさに奇跡。」と称賛された。

 オーケストラとの共演が多い中、リサイタルを開催することが

少ないと言われるサラ・チャン。しかし 2017年の9年ぶりの

来日では、リサイタルを開催し、ブラームスとフランクの

ソナタを演奏した。

 

同じヴァイオリニストが演奏しているとは思えないほど、

といった見事な対比を見せてくれた。」(ワーナーミュージック)と

称賛され、「音楽家として、巨匠の道へと歩みを進めているのを

まざまざと感じた」など、将来に対して、さらなる期待が寄せられた。

 

翌年の再来日では「2 つの四季」をテーマに、ヴィヴァルディと

ピアソラの名曲をN響のメンバーによる弦楽五重奏と共演し、

圧巻の演奏を繰り広げて、会場を沸かせた。

 今年3年連続の来日では、東京と名古屋で再びリサイタルを開催。

 

共演ピアニストのフリオ・エリザルデとは長年の実績を重ねて

来たため、信頼関係は深い。自身による選曲で、バルトークの

民族舞曲にフランクのソナタ、そしてラヴェルのツィガーヌなど、

ヴァイオリンの王道を行く名曲がずらりと並ぶ。

 

「すべてのレパートリーを完璧に磨き上げないと決して公で演奏

しない」と語るサラ・チャンだけに、期待が大きい。

 

卓越した技巧と洗練された芸術性を兼ね備えた彼女の演奏は、

どのような進化を遂げるのか、是非会場でお聴きください。

 リサイタルのほか、広島交響楽団の定期演奏会にソリストとして

招かれ、新進気鋭の指揮者リオ・クオクマンとの初共演に

貫禄のシベリウスのヴァイオリン協奏曲を披露する。

 使用楽器はアイザック・スターンから受け継いだ

1717年グァルネリ・デル・ジェス。bf

 

Paganini violin concerto 12 years old

 

Sarah Chang: Summer mvt.3 from Vivaldi's Four seasons

 

 

Sarah Chang & Placido Domingo Sarasate Zigeunerweisen Gypsy Airs

 

Vitali Chaconne - Sarah Chang