ベンジャミン・グローヴナー(ピアノ) – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

ベンジャミン・グロヴナー(1992年7月8日生まれ)はイギリスの

クラシックピアニストである。

 

グロヴナーは、エセックス州サウスエンド・オン・シーのウェスト

クリフ・オン・シーで生まれ育った。

 

彼は5人兄弟の末っ子である。彼の父親は英語と演劇の教師であり、

彼の母親レベッカは職業としてピアノ教師である。

 

グロヴナーは5歳の時に母親と一緒にピアノを習い始めた。

彼は2003年にウェストクリフ高等男子校に入学した。

 

彼は現在、ロンドンでヒラリー・コーツとクリストファー・エルトン

からもレッスンを受けている。

 

グロヴナーは王立音楽アカデミーで学び、そこでダニエル・ベン

・ピエナーとジュリアン・パーキンスから音楽のクラスを受講した。

 

2012年に音楽学士号を取得して卒業した際には、年間最優秀学生

として女王賞を受賞した。

パフォーマンスキャリア

2003年5月、グロヴナーは地元の教会でピアノとチェロの両方を

演奏し、初のフルリサイタルを行った。

 

同年、ウェストクリフ・シンフォニアとモーツァルトのピアノ協奏曲

第21番を演奏し、オーケストラとの初コンサートに出演し

た。

2004年にはBBCヤング・ミュージシャンの鍵盤楽器部門で優勝し、

協奏曲決勝でラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を演奏した。

 

初期のコンサートには、ロイヤル・アルバート・ホール

ブリストルのセント・ジョージ、ウィグモア・ホール

バービカン・センターアッシャー・ホールカーネギー・ホール

シンフォニー・ホールなどがある。

 

それ以来、彼は国際的に著名なキャリアを築き上げ、ロンドン

交響楽団、フランス国立管弦楽団、ボストン交響楽団、クリーブランド管弦楽団、ナショナル交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、

ニューヨーク・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、

など、数多くのオーケストラと共演している。

 

2010年、グロヴナーはBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション

・アーティスト・スキームに参加し、2012年にこれを修了した。

 

2011年夏、BBCプロムスの初日に史上最年少のソリストとして

デビューし、ナショナル・ユース・オーケストラとリストの

ピアノ協奏曲第2番を演奏し、その後ブリテン

ピアノ協奏曲を演奏した。

受賞歴

2003年、10歳にして、イギリス国内の4つの地方および国内

コンクールで史上最年少の優勝者となった。

 

サウスエンド・ヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー、

エセックス・ヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー、

エマニュエル・トロフィー、EPTAトロフィーである。

 

11歳で、グロヴナーは2004年BBCヤング・ミュージシャン

・オブ・ザ・イヤー賞のキーボード部門で優勝した

 

2011年、イブニング・スタンダード紙はグロヴナーを「最も影響力のあるロンドン市民1000人」の一人に選出し、

デイリー・テレグラフ紙は彼を「今年のトップ10英国人」の

一人に選出した

 

2012年、この「非常に優秀で将来有望な」ピアニストは

デッカとのデビュー盤でグラモフォン賞の「インストゥルメンタル賞」と「ヤングアーティスト賞」の2部門を受賞し、グラモフォン

史上最年少のダブル受賞者となった。

 

また、デッカからのショパン/リスト/ラヴェルのCDでクラシック

ブリットの「批評家賞」も受賞した。

 

2020年に録音されたショパンのピアノ協奏曲は、協奏曲部門で

グラモフォン賞を獲得し、フランスの雑誌『ディアパソン』から

ディアパソン・ドール・ド・ラ・アニエ」を受賞。

 

ディアパソンの評論家は、この録音は「最高のバージョンの

一つであり、並外れたアーティストの証しである」と評した。

 

BBC Proms 2011: Benjamin Grosvenor plays Brahms

 

Maurice Ravel - Ondine (from Gaspard de la Nuit) - Benjamin Grosvenor

 

Benjamin Grosvenor - Liszt - Tarantella, S.162

 

Benjamin Grosvenor - Liszt