ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)Yulianna Avdeeva, piano – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

ユリアンナ・アヴデーエワ

 

1985年、モスクワ生まれ。5歳より、突出した才能をもつ若手

音楽家のためのグネーシン特別音楽学校で、エレナ・イヴァノワに

ピアノを学ぶ。

 

2003年、スイスに留学してチューリヒ芸術大学では

コンスタンティン・シチェルバコフに師事。

2008年にチューリヒおよびモスクワの学校をトップレベルの

成績で卒業した。

 

2010年にワルシャワで開催された第16回ショパン

国際コンクールで優勝。

 

クリスティアン・ツィメルマン最優秀ソナタ演奏特別賞も同時に

し、コンクール史上、マルタ・アルゲリッチ以来45年ぶりの

女性優勝者として一躍脚光を浴びる。

 

その後、ギルバート指揮ニューヨーク・フィル、デュトワ指揮N響、

ブロムシュテット指揮チェコ・フィル、ホーネックおよび

ペトレンコ指揮フィンランド放送響、ユロフスキ指揮ロンドン

・フィル、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、ホーネック指揮

ピッツバーグ響、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラなどのほか、

ローマ・サンタ・チェチーリア管やエイジ・オブ・

エンライトゥンメント管、バンベルク響、モスクワ・フィル、

香港フィル、ワルシャワ・フィル、ポーランド国立放送管、

ベルギー王立リエージュ・フィル、パシフィック響などと共演し、

磨き抜かれた高度なテクニックと深く真摯な音楽解釈が

絶賛されている。

 

世界各地で行っているリサイタルでは、ショパン作品とともにJ.S.

バッハやハイドン、モーツァルト、プロコフィエフ、ラヴェル、

リストなどの作品も披露。

 

ショパンに留まらないこだわりのプログラミングと鮮麗な

ピア二ズムを通して、独自の音楽世界を提示している。

 

録音は数多く、最近では2017年にMIRAREレーベルから発売した

J..S.バッハのイギリス組曲第2番、トッカータ、フランス風序曲

のほか、2019年にドイツ・グラモフォンからリリースしたギドン

・クレーメルとギードレ・ディルヴァナウスカイテと共演した

ヴァインベルクの室内楽作品集がある。

 

 

Yulianna Avdeeva – Chopin: Andante spianato & Grande Polonaise 

Brillante E flat major Op. 22

 

Bach - Prelude in D Minor, BWV 875 - Yulianna Avdeeva

Tippet Rise Art Center

 

Rachmaninoff - Rhapsody on a Theme of Paganini Op. 43 - Yulianna Avdeeva

 

Yulianna Avdeeva - Beethoven - Sonata Op. 106 in B-flat major "

Hammerklavier"