マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン語: Martín García García、1996年12月3日- )は、スペイン出身のピアニスト。
経歴
1996年、スペインのヒホンに生まれる。兄がピアノを弾いているのに
憧れて、5歳でピアノを始める。
ジェローム・ローズに師事。
2021年8月、クリーヴランド国際ピアノコンクールで優勝。
10月には第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞。
ナタリア・マズーンとイリヤ・ゴルドファーブに師事。レイナ
・ソフィア音楽学校を卒業、ソフィア王妃から最優秀学生賞を受ける。
´22年5月、初来日。10公演のツアーを行う。同年10月、11月にも
来日し、サントリーホールのデビューリサイタルを開催、
満員の聴衆を魅了した。
「これまでの私の歩みは予想外のものでした。結果ではなく、
どうやってそれを得たかによるのです。
結果は想像できるどんな要因とも直接比例することは
決してありません。
私にとっては、それは多くの点で驚くべきものでした。
私の人生には、ピアニストになるという複雑な建物を建てるための
足場を作ってくれた多くの状況(家族、先生など)がありました。
しかし、全体的には、私の軌跡は5歳のときに黒鍵と白鍵を弾き
始めたときに始まり、今日まで芸術に関する可能な限り多くの
秘密を発見することで非常に激しく続いてきたと言えます。」
「私の芸術への献身には、先験的な説明はありません。
それは、直感的に世界の一般的な秩序に当てはめられる
献身ではありません。
最もローカルな音楽やピアノの世界でさえも。真実は、私が責任感、
義務感、そして人類への奉仕を感じていることです。
それは大げさに聞こえますが、真の芸術は、伝統の障害、
さまざまな時代の特殊性、そして政治や宗教など、常にデリケート
なすべての主題に対する偏見なしに評価されます。
クラシック音楽は、偏見のない世界言語を表しています。
すべてのピアニストは、自分自身ではなく、そのような
考えのメッセンジャーであるべきです。」
「私の挑戦は常にすべてのコンサートに集中しています。
各イベントでは、会場や観客の規模に関係なく、人生の1時間か
2時間を私の演奏を聴くことに決めたすべての人に、
何か特別なものを提供することができます。
音楽の巨匠たちの作品はどれも非常に深い内容を持っているため、
演奏されるたびに本当に挑戦的です。
1曲だけでもそうですが、レパートリー全体であれば
さらに奥が深いです。」
「録音は、私が演奏を、私ができる最高の純粋さのレベル
にまで引き上げる方法です。
すでに長い間研究してきた曲を演奏するたびに、
新しい発見があります。
私の観点からすると、録音の目的は、作曲家のこの発見を可能な限り
深く徹底したレベルにまで引き上げることです。
そして、可能であれば、サウンドの編集は最小限に抑えます。
すべてが可能な限り加工され、透明でなければなりません。」
Cleveland International Piano Competition - Final: Martin García García (1st Prize)
MARTÍN GARCÍA GARCÍA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)
Etiuda a-moll op. 25 nr 4 / Etude in A minor, Op. 25 No. 4 Etiuda cis-moll op. 10 nr 4 / Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 Nokturn Es-dur op. 55 nr 2 / Nocturne in E flat major, Op. 55 No. 2 Ballada g-moll op. 23 / Ballade in G minor, Op. 23
MARTÍN GARCÍA GARCÍA | Bohemian Rhapsody (Queen) | Cleveland 2021
S. Rachmaninoff - Prelude in C Sharp Minor Op. 3 No. 2. Martín García García