Di Wu (ディ・ウー)。中国の女性ピアニスト。1984年9月生まれ。
江蘇省南京市の音楽一家に生まれ、12歳で北京の中央音楽学院、
12歳で北京中央音楽学院に入学し、14歳で北京フィルハーモニー
管弦楽団と共演してプロデビューした後、各地でツアーを行った。
1999年に渡米し、マンハッタン音楽院のゼノン・フィッシュバインに師事した後、2000年から2005年までフィラデルフィアの
カーティス音楽院のゲーリー・グラフマンに師事した。
その後、ジュリアード音楽院でヨヘベド・カプリンスキーに師事して
音楽修士号を取得し、2009年にはジョセフ・カリッヒシュタインと
ロバート・マクドナルドの指導の下、アーティスト・ディプロマを
取得した。
2009年の第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝、
ジュリアード音楽院のペッチェック賞、リスボンのヴァンドーム
コンクールでヴァンドーム・ヴィルトゥオージ賞を受賞するなど、
数々の賞を受賞している。
その他では、2007年アストラル全国オーディション優勝、
2005年ヒルトンヘッド国際ピアノコンクール第1位、
2000年ミズーリ・サザン国際ピアノコンクール第1位などがある。
クリストフ・エッシェンバッハ指揮カーティス交響楽団、シャルル
・デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団、ジェームズ・コンロン
指揮シンシナティ交響楽団、ミゲル・ハース・ベドヤ指揮
フォートワース交響楽団、シモーネ・ヤング指揮ハンブルク
・フィルハーモニー管弦楽団などの著名な音楽家と共演してきた。
その他、ワシントン・ナショナル交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、
ニュージャージー交響楽団、カーネギーホールでのニューヨーク
・ポップスとの共演がある。
2005年にカーネギーホールのワイルリサイタルホールでソロ
デビューした後、ラヴィニアフェスティバル、インターナショナル
キーボードインスティテュート&フェスティバル、アリスタリー
ホール、クリーブランドプレイハウス(クリーブランド国際ピアノ
コンクール)、ニュージャージーパフォーミングアーツセンター、
テキサスのバスパフォーマンスホールなどで演奏している。
ヨーロッパでは、Mozart Gesellschaft Dortmund、Klavier Festival Ruhr、Busoni International Piano Festivalなどのフェスティバルや、グルノーブル美術館、パリのオルセー美術館などで
リサイタルを行っている。
Di Wu plays Ravel Ondine from Gaspard de la Nuit
Di Wu plays Brahms: Rhapsody in G minor, Op. 79, No. 2
Di Wu plays Haydn Sonata in C major, Hob. XVI:48
Beethoven Sonata in F minor, Op. 57 “Appassionata”