上里はな子(うえさと はなこ、本名:上里英子(読み同じ)、1976年 - は、愛知県豊橋市生まれのヴァイオリン奏者。
プロフィール
2歳よりヴァイオリンを始め、史上二人目となる全日本学生音楽
コンクール小中学生の部全国第1位(ならびに兎束賞)を成し遂げる。
桐朋女子高校音楽科に首席で入学、
1995年ウィーン国立音楽大学に入学。安田生命クオリティ
オブ・ライフ文化財団から助成を受ける。
ウィーン国立音楽大学のソリストオーディションで優秀賞を獲得し、
リサイタルを行う。また、ムジーク・フェライン(ウィーン楽友協会)
での大学オケの演奏会にも度々出演している。
2001年に帰国し、東京、愛知、高知、熊本、沖縄など各地で
数多くのリサイタルを開く。
第7回・9回宮崎国際音楽祭に参加、数多くのオーケストラとの
共演もしている。
同年2010年より毎年ヒロシマミュージックフェスティバル(HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL)に招かれ、室内楽を中心に
後進の指導にあたる。
結成し、これまでに大阪、神戸、広島、宇都宮など全国各地で
コンサートを行っている。
クラシック以外でも、YUKI、Every Little Thing、レミオロメン、
aiko、ASKA、大塚愛、甲斐よしひろ、一青窈など、多くの
アーティストのライブにツアーメンバーとして出演し、幅広い
ジャンルのレコーディングにも参加。
ヴァイオリンを小林武史、小林健次、徳永二男、ゴールドベルク、
ザハール・ブロン、ルッジェーロ・リッチ、ゲルハルト・シュルツに
師事。室内楽をマイスル教授、フェルナンデス教授に師事。
受賞歴
- 1990年 豊橋市文化振興特別賞
- 1994年 第63回日本音楽コンクール入選
- 1997年 パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール 第5位
- 2001年 ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン
- コンクール 第2位
マスネ:タイスの瞑想曲(上里はな子)/Massenet: Méditation de Thaïs (Hanako Uesato)
上里はな子
エルガー:愛のあいさつ(上里はな子)/Elgar - Salut d'amour Op.12
序奏とロンドカプリチオーソ 内海源太&上里はな子 (STAGEA ELS-02C)
クライスラー:美しきロスマリン(上里はな子)/ Kreisler: Schön Rosmarin