1991年愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、
浜松国際ピアノ・コンクール第3位
シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、
リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、
ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位
などを受賞。
第3回東京音楽コンクールにおいて 14歳で1位(2位なし)ならびに
審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめ
ヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、
そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。
その演奏は「類稀なる時間の感覚。
まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、
「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」
(濱田滋郎)などと評された。
2022年10月、びわ湖ホール及び、滋賀県立美術館で行った
「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の
邦人ピアノ作品)」が、第22回(2022年度)佐治敬三賞受賞。
2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を
展開している。
録音はフォンテックより、『遙かなる恋人に寄す―シューマン
「幻想曲」からの展望―』(2011)、『夜の肖像』(2014)、
『黄昏に― ブラームス/リスト/ベルク作品集』(2016)、
『Bagatellen』(2019)、をリリースし、主要音楽メディア
において好評を得ている。
2021年録音の『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタと
インターリュード』は令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞
レコード部門 優秀賞を受賞。
2024年3月、新譜『リスト 巡礼の年 全3年』を発売。
同月、所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールにて、
「リスト:『巡礼の年』全曲演奏会」を行なった。
愛知県立明和高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学、
2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。
またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の
研究に取り組んだ。
これまでに伊藤恵、Ewa Pobłocka、Rainer Becker、Jesper Christensen各氏に師事。
ベルリン在住。
【2024年3月6日発売】北村朋幹(ピアノ)/リスト 巡礼の年 全3年
Tomoki Kitamura, piano/Liszt Années de pèlerinage
夜の肖像/北村朋幹
~2014.8.6発売!~ quasi una Fantasia--ベートーヴェンのOp.27を美しく暗喩する---。
《幻想曲風ソナタ》をめぐる、独創的な才能が燐めく北村朋幹CD第2弾。 厳選された
7音が世界を開くクルターグの"花"から、同郷バルトークの"戸外"への5作品による
プログラム。それは、夜曲--月光--夜の音楽へと緻密な線で構成され、聴く者を沈思
・黙考の世界へと誘います。
ITBCB 2017: Round 2 | Tomoki Kitamura
Ludwig van Bee
thoven: Piano Sonata No. 27 in E minor, op. 90
Johannes Brahms: Piano Sonata No. 3 in F minor, op. 5
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第24番|北村朋幹 - 熊倉優 - NHK交響楽団