奈良県出身。5才からヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校

音楽科を首席卒業後、渡米。

 

フルスカラシップを得て、ボストンのニューイングランド

音楽院在学中。

 

また桐朋学園大学ソリストディプロマコース(特待生)を最高評価を

得て修了後、東京音楽大学アーティストディプロマコースに

特別特待奨学生として在学中。

 

現在日本国内では、(公財)『江副記念リクルート財団』第46回奨学生

として、米国では『Tan Family Education Foundation』の支援を

得て、勉学に励みながらワールドワイドに演奏活動を行っている。

 

12才で大阪フィルハーモニー交響楽団と協演し、

ソリストとして初めて舞台に立つ。

 

以後多数のソロリサイタルやコンサートに出演。国内では4度に

わたる大阪フィルハーモニー交響楽団との協演の他、東京交響楽団

・東京フィルハーモニー交響楽団・東京都交響楽団・

東京シティフィルハーモニック管弦楽団・神奈川フィルハーモニー

管弦楽団・京都市交響楽団・群馬交響楽団・セントラル愛知交響楽団・関西フィルハーモニー管弦楽団等々主要オーケストラ

との協演を重ねる。

 

2010・2012年「第64・66回全日本学生音楽コンクール」

小・中学校の両部門第1位。

 

2014年高校1年生で「日本音楽コンクール」第1位及び5つの

特別賞を受賞後、2015年「シベリウス国際ヴァイオリンコンクール」に最年少参加し入賞。

 

ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団

と協演の模様がフィンランド国営放送により放映され、

聴衆賞を受賞する。

 

2016年には「モントリオール国際音楽コンクール」に最年少参加、

第3位受賞。

 

モントリオール交響楽団と2度の協演を行い『極めて自然な演奏

スタイルでありながら、誰も真似できない壮大なスケールで

奏でる弱冠17才』と評される。

 

2021年にはドイツ・ハノーファーで開催されたヨーゼフ・ヨアヒム

・ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール (The Joseph 

Joachim International Violin Competition Hannover) にて入賞。

 

日本国内では、(公財)岩谷時子音楽文化振興財団第7回

『岩谷時子賞Foundation for youth』、(学)桐朋学園アリオン

江戸音楽振興基金第3回『アリオン音楽賞』を受賞し、

その活動が高く評価されている。

 

近年ではボストン、シカゴ、ニューヨーク、クロンベルク、

ハノーファ、シンガポール、ピョンチャン、台湾、東京、大阪、

京都にて、オーケストラ協演やリサイタル等で演奏。

 

室内楽の分野でも2018年、日本・カナダ・台湾・韓国出身の若手

メンバーで構成される“Nico Quartet”を結成、ボストンを中心に

演奏活動を展開している。

 

これまでにヴァイオリンを、Miriam Fried、原田幸一郎、竹澤恭子

の各氏に、室内楽をNicholas Cords、Merry Peckham、

Vivian Hornik Weilerstein、磯村和英、山崎伸子各氏に師事している。

 

使用楽器は日本音楽財団より貸与された1716 年製

ストラディヴァリウス「ブース」。

 

2022年9月、アメリカ・インディアナポリスで開催された、

インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール(International

 Violin Competition of Indianapolis)にて3位入賞、合わせて

モーツァルト協奏曲の演奏ではベストパフォーマンス賞を受賞した。

 

第83回日本音楽コンクール本選 吉田南さん シベリウス第三楽章

 

                         Minami Yoshida Playing Brahms: Violin Sonata No.3 in D Minor, Op.108

 

                                 Minami Yoshida Playing Mozart: Violin Sonata in E Minor, K.304

 

Minami Yoshida | Joseph Joachim Violin Competition Hannover 2018 | 

Preliminary Round 2