Ray Chen - Bowdoin Music Festival

 

”レイ・チェンは、ほとんど何でも自分の思い通りにヴァイオリンで

表現できる”(ワシントン・ポスト紙)

 

”レイ・チェンのロック・スター的な魅力は、彼の熱い思いが

込められたラロの「スペイン交響曲」と同じくらい聴衆を

惹きつけた”(スコッツマン紙)

 

”チェンはクラッシック界で人気上昇中のスターの中では

「変わり種」だが、最高峰のヴィルトゥオーゾであり、

真のアーティストである”(シカゴ・トリビューン紙)

 

”レイ・チェンは矛盾した側面を持っている。彼は、極めて

冷静である一方、ひょうきんで、無秩序で、かつ大衆受けする

ユーモアのセンスがある。

 

そして、炎と氷のようなテクニックを併せ持つ、世界的な

ヴァイオリニストである”(シドニー・モーニング・ヘラルド紙)

 

 レイ・チェンは、21世紀のクラシック音楽家の定義を

変えるヴァイオリニストである。

 

彼はクラシック・ファンに影響力のあるメディアに登場し、

過去に例がないほど大勢のオンライン・フォロワーを持っている。

 

その素晴らしい音楽性は、何百万人もの人々とネットで繋がる

ことによって、あるいは、世界の名門オーケストラと共演し、

世界各地のコンサート・ホールへ出演することによって、

世界中の聴衆へと届けられている。

 

 ユーディ・メニューイン国際コンクール(2008年)と

エリザベート王妃国際コンクール(2009年)での優勝を

きっかけに、注目を浴び始めたレイ・チェンは、ヨーロッパ、

アジア、アメリカ、および出身国オーストラリアで、演奏会と

録音の両分野に渡ってキャリアを築いている。

 

レイ・チェンは4歳からヴァイオリンを学び始め、15歳で名門の

カーティス音楽院に入学を許され、アーロン・ロザンドに師事。

 

国際ヤング・コンサート・アーティスツに優勝し、

その支援も受けた。

 

2008年にユーディ・メニューイン・ヴァイオリン・コンクールで

優勝した際には、世界的ヴァイオリニスト、マキシム

・ヴェンゲーロフの目に留まり、彼から「美しく若々しい音色、

バイタリティー、明るさを始めとする多くの素晴らしい資質に

恵まれたとてもピュアな音楽家」


と評された。こうしてレイは今までで最も若い審査員として

昨年は同コンクールに再び参加した。

 

2012年、レイは世界中に配信された、スウェーデン王室の

主催するノーベル賞受賞者のための記念コンサートにおいても、

これまでの最年少アーティストとしてソリストを務めた。

 

カーネギーホール・デビューをサカリ・オラモの指揮する

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の

もとで果たし、ウィーン学友協会におけるデビュー・コンサートは

リッカルド・シャイーの指揮するゲヴァントハウス管弦楽団

との共演での完売となったばかりか、総立ちの喝さいを浴び

たのである。

 

台湾に生まれ、オーストラリアの育ったレイは、1715年製

ストラディヴァリウス《ヨアヒム》を日本財団より貸与されている。

 

これはあの有名なハンガリーのヴァイオリニスト、ヨーゼフ

・ヨアヒム(1831-1907)が一時所有した1715年製の5本の

ヴァイオリンの一つである。

 

 

Vivaldi: Winter (L'inverno) I. Allegro non molto - Four Seasons - RAY CHEN

 

Ray Chen Playing Monti: Csárdás

 

Ray Chen plays Estrellita with Amsterdam Sinfonietta (encore)

 

SIBELIUS Violin Concerto in D minor, Op. 47 - Ray Chen