平澤 真希(ピアニスト)
長野県伊那北高校を卒業後、東京音楽大学在学中にカロル
・シマノフスキの音楽に強い影響を受ける。
1993年、霧島国際音楽祭グランプリ受賞の折、音楽祭審査委員
として来日していたポーランドの名ピアニスト、レギナ
・スメンジャンカ(ショパン音楽院学長など歴任)に
才能を認められ、ショパン音楽院(現ショパン音楽大学)に
奨学金特待生として留学。
シマノフスキの作品を中心に、ピアノソロ、ヴァイオリンデュオ、
コンチェルト等、幅広いレパートリーを習得し、在学中から
ポーランド各地で演奏活動を行なう。
数多くの国際音楽祭に出演。ショパン音楽院研究科最優秀首席卒業。
日本、ポーランド、フランス、オランダ、ウクライナ、クウェート、
フィリピン等世界各地で演奏活動を行い、魅力的かつ比類ない
音楽的個性と独創性を持ったピアニストと評されている。
テレビ、ラジオ(ポーランド第1テレビ、NHK-FMなど)に出演。
16年間ポーランドに在住し、巨匠音楽家たちのパートナーとして
室内楽奏者でも2010年まで毎年世界各地でリサイタルを開いてきた。
またポーランドでも病気の子供達のために活動する団体に加わり
音楽を提供し社会福祉にも力を注いでいる。
2010年元日、インターネット・TV、「FM南青山お正月特別番組
・平澤真希珠玉のピアノ・コンサート」に出演。
世界各地からの視聴を得て、1週間のアーカイブ放送予定が
1ヶ月間のロングラン放送となるなど高い人気度を示した。c
2017年より坐禅修行。2012年4月から2018年3月まで標高1200
メートルにある清里「ホール・オブ・ホールズ」にて
通算1300回の公演を行う。
2018年11月6枚目のCD「Dhyanaディアーナ」をリリースし
「レコード芸術」で準特選盤に選定。「魂のピアニスト」と
呼ばれている。
推薦の言葉
平澤真希は私の指導のもと、最優秀最高点でショパン音楽院
大学院を卒業しました。
ピアニストとしての彼女は知的に統制された感情表現方法により、
感動的で情熱的な演奏で作品を描いていきます。
彼女は、音楽関係者、主催者、観客を魅了し、たくさんの
素晴らしい感動を誘うことを確信しています。
レギナ・スメンジャンカ
(元ショパン音楽院学長、ショパン国際ピアノコンクール審査員)
平澤真希は才能あるひときわ目立った日本人ピアニストです。
彼女の作品解釈は新鮮で、独創的でいつも音楽的に魅力的な
味わいをもっています。
彼女の音楽語法は生気に満ち溢れ、まさに燃えるような偉大な
情熱をも与え、結果として観客の拍手喝采を得るのです。
タチアナ・シェバノワ
(ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位、ショパン
国際ピアノコンクール第2位)