Nemanja Radulović
1985年セルビア(旧ユーゴスラヴィア)生まれ。
7歳で音楽を始め、1997年セルビア共和国文部省より特別賞
「タレント・オブ・ザ・イヤー1997」を授与された。
1998年にはドイツへ留学し、ザールランド州立音楽演劇大学で
J.エプスタインに師事、引き続きベオグラード大学の
芸術音楽学部でD.ミハイロヴィッチに 師事する。
14歳で渡仏。15歳でパリ国立高等音楽院に入学、
P.フォンタナローザに師事、さらにメニューイン、
アッカルドの指導を受ける等、研鑽を積む。
1995年ストレサ国際コンクール(イタリア)、
96年コチアン・ヴァイオリン・コンクール(チェコ)、
97年バリス・ドヴァリョーナス・コンクール(リトアニア)、
2001年エネスコ国際コンクール(ルーマニア)、
2003年ハノーファー国際コンクール(ドイツ)
の5つのコンクールで第一位を獲得しているほか、
1997年リピンスキ・ヴィエニアフスキ国際コンクール(ポーランド)および98年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで
審査員特別賞、
2001年ストラディヴァリウス・コンクール(クレモナ)一位なしの
第二位を獲得。
これまでにフランス国立放送フィル、イル・ド・フランス国立管、
リール国立管、国立リヨン管、北ドイツ放送響、チューリヒ
・トーンハレ管、ロイヤル・フィル、モントリオール響を含む
オーケストラ、チョン・ミョンフン、大植英次、フィリッ プ
・ベンダー、ヘスス・ロペス=コボス、ローレンス・フォスターを
はじめとする指揮者と共演している。
また、アムステルダム・コンセルトヘボウ、パリのシテ・ドゥ
・ラ・ミュジク、アテネのメガロン、ブリュッセルのパレ
・デ・ボザール、ケルンのフィルハーモニー、ニューヨークの
カーネギーホール等で公演を行 う。
ネマニャが今日、過去、そして未来の音楽を考えるのに時間をかけ、Covid-19パンデミックの間に創造された「喜び」が
、このアルバムを説明する言葉です。
中国、日本、インド、フランス、スペイン、セルビア、ルーマニア、
イスラエル、北マケドニアなど、世界中の国々からの音楽。
そしてカルロス・ガルデルの「首の差で」、ルイス・ボンファの
「カーニバルの朝」、そして多くの特別な発見がここにあります。
様々な表現や音を示すさまざまな作品。ネマニャは新しい
演奏方法を発見し、ヴァイオリンの多くの色を探求しています。
その圧倒的な存在感で日本における人気も急速に高まっており、
これまでに東京交響楽団およびオーケストラ・アンサンブル
金沢等との共演、リサイタルで来日。
いずれも大きな話題を呼んでいる。
演奏楽器は1843年J.B.ヴィヨーム製ヴァイオリン。
Nemanja Radulovic - Pašona kolo
MONTI : "Czardas" by Nemanja Radulovic - Live [HD]
Bach : Partita n°2 : Chaconne (Nemanja Radulovic, violon)
Caprice 24 de Paganini, par Nemanja Radulović, 2015