Yeol Eum Son (ソン・ヨルム)。韓国の女性ピアニスト。
1986年5月2日生まれ。
韓国・原州市出身。3歳半よりピアノを始める。1998年7月、
錦湖天才コンサートシリーズでリサイタルデビューを果たす。
12歳のとき、ピアニストのキム・デジンに師事する。
16歳で韓国芸術総合学校に入学し、ピアノの勉強を続け、
18歳でショパンのエチュード全曲(作品10と作品25)を
ユニバーサルミュージックからCDとして録音した。
2004年10月、18歳の時にロリン・マゼール指揮ニューヨーク
・フィルハーモニー管弦楽団のアジアツアー(ソウル、テジョン、
東京)にソリストとして参加し、リストのピアノ協奏曲第1番を
演奏して国際的に注目されるようになる。
2006年よりドイツ・ハノーバーの音楽演劇大学にてアリー
・ヴァルディに師事。
2008年2月、ソウル・アート・センターで行われたマゼール指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団との再演では、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番を演奏した。
2002年の第53回ヴィオッティ国際音楽コンクール第1位、
2009年の第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、
2011年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位および
室内楽ベストパフォーマンス賞、委嘱作品
ベストパフォーマンス賞を受賞。
ニューヨーク・フィル、ロッテルダム・フィル、チェコ・フィル、
イスラエル・フィル、東京フィル、ザールブリュッケン
・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル、NDRラジオ
フィルハーモニー、アカデミー・オブ・セント・イン・フィールズ、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、
東京フィルハーモニー交響楽団などと共演している。
2004年にショパンの24のエチュード、2018年にモーツァルトの
ピアノ協奏曲、2021年にカプースチンの作品を収録した
アルバムなどをリリースしている。
[손열음 Yeol Eum Son] Liszt: La campanella 리스트: 라 캄파넬라
[Full Version] Yeol Eum Son - XIV Tchaikovsky Competition Round I (18 June 2011)
Yeol Eum Son performs Gershwin's Rhapsody in Blue - With Gergely Madaras
Beethoven - Hammerklavier sonata - Yeol Eum Soncx