セルゲイ・ババヤン – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

Sergei Babayan (セルゲイ・ババヤン)。アルメニアの男性ピアニスト。1961年1月1日生まれ。

 

アルメニアのギュムリ生まれ。6歳でルイザ・マルカリャンの

もとで音楽の勉強を始め、その後、サンクトペテルブルク派の

代表的なピアニストであり、ウラジーミル・ソフロニツキーの

元生徒であるゲオルギー・サラジェフに師事した。

 

その後、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフ、ヴェラ

・ゴルノスタエワ、ミハイル・プレトネフに師事。

 

1989年に渡米。

パームビーチ国際ピアノコンクール第1位、

 

浜松国際ピアノコンクール第1位、

 

1992年グラスゴーのスコットランド国際ピアノコンクールで第1位、

 

ブゾーニ国際ピアノコンクールで第3位を獲得。

 

レパートリーは幅広く、バッハ、ラモー、スカルラッティ、

モーツァルト、ベートーヴェンなどのバロックや古典派の作曲家、

ラフマニノフなどのロマン派の作曲家、ルトスワフスキ、

リゲティ、ウラディーミル・リャボフ、アルヴォ・ペルト

などの現代作品を演奏している。

 

特にバッハの解釈には定評がある。

ソリストとして、ゲヴァントハウス管弦楽団、ロッテルダム

・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、

クリーヴランド管弦楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽

団、チェコ国立フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと

頻繁に共演している。

 

これまでに多くのピアニストを指導してきた。

 

グレイス・フォン(現チャップマン大学音楽院

鍵盤楽器学科ディレクター)、

 

フー・チンユン(2008年

アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクール優勝)、

 

スタニスラフ・クリステンコ(クリーブランド国際ピアノ

コンクール優勝、2013年エリザベート王妃コンクール第4位)、

 

ダニール・トリフォノフ(2010年ショパン国際ピアノ

コンクール第3位、2011年アルトゥール・ルービンシュタイン

・コンクール第1位、2011年チャイコフスキー・コンクール第1位)

などの多くのピアニストを指導してきた。

 

2013年からジュリアード音楽院の教授に就任。

 

2018年7月、ドイツ・グラモフォンと専属レコーディング契約を結び、2018年3月、ドイツ・グラモフォンでのファースト・アルバムを

リリースした。

 

マルタ・アルゲリッチとデュオ・パートナーシップを結んだ『Prokofiev for Two』は、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』などの楽章をババヤンがピアノ連弾用にトランスクリプション

したものである。

 

 

Sergei Babayan plays Ravel Gaspard de la nuit

 

Sergei Babayan Chopin Mazurka in A minor op.67, No.4-live

 

Sergei Babayan: Rachmaninoff (Deutsche Grammophon)

 

Mozart: Piano Concerto No.20 in D minor, K.466