知」を総動員して自由に表現するピアニスト、ジャン・チャクムル ...

 

 

ジャン・チャクムルトルコ語:Can Çakmur, 1997年12月5日 )は、

トルコ出身のピアニスト2018年の第10回浜松国際ピアノ

コンクール優勝者。

略歴

1997年トルコの首都アンカラ生まれ。父は政治学者

父方の祖父は元イズミル広域市長。

 

家族や親戚にプロの音楽家はいないが、アマチュアとして父は

ギターを弾き、母は以前に合唱団で歌を歌っていた

音楽好きな家庭に育つ。

 

レイラ・ベケンスィル(Leyla Bekensir)、アイシェ・カプタン

(Ayşe Kaptan)からピアノの手ほどきを受けた後、2009年から

2015年まで6年間、エムレ・シェンに師事し、

また菅野潤からもレッスンを受けた。

 

2012年からはパリスコラ・カントルムマルチェッラ・

クルデーリに師事し、2014年首席で卒業。

 

現在はドイツヴァイマルにあるフランツ・リスト・ヴァイマル

音楽大学グリゴリー・グルツマンに師事している。

 

2013年以来、トルコ出身の有名なピアノデュオ、ぺキネル姉妹

トルコ語版)が主導するプロジェクト「世界の舞台に立つ若き

音楽家たち」のメンバーとして奨学金をはじめ様々な

サポートを受けており、スポンサーであるトルコの企業

トゥプラシュからはヤマハグランドピアノを貸与されている。

 

またリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーの奨学生でもあり、

同アカデミーが提供する集中コースや演奏活動にも

定期的に参加している。

 

2017年スコットランド国際ピアノコンクール優勝に続き、

2018年には浜松国際ピアノコンクールに出場し優勝を勝ち取った。

 

その際に、第1次予選から本選まで一貫して使用した河合楽器

製作所のフルコンサートグランドピアノSK-EXを気に入り、

その後に日本国内で行われたほぼ全てのコンサートリサイタルでも

使用した他、コンクール会場となったアクトシティ浜松

(中ホール)で収録したデビューアルバム(2019年)と、

イギリスモンマスにあるワイアストン・コンサートホールで

収録したセカンドアルバム(2020年)でも

このモデルを使用している。

受賞歴

国際ピアノコンクール

 

F. Liszt Etude d’Execution Transcendente No. 12 “Chasse-neige” (Can Cakmur)

 

Chopin Etude op 10 No 7 (Can Cakmur) Can Cakmur

 

Schumann Piano Sonata No 2 op 22 (Can Cakmur)

 

Grieg Piano Concerto (Can Cakmur)