ジャン・チャクムル(トルコ語:Can Çakmur, 1997年12月5日 )は、
コンクール優勝者。
略歴
父方の祖父は元イズミル広域市長。
音楽好きな家庭に育つ。
レイラ・ベケンスィル(Leyla Bekensir)、アイシェ・カプタン
(Ayşe Kaptan)からピアノの手ほどきを受けた後、2009年から
また菅野潤からもレッスンを受けた。
現在はドイツ、ヴァイマルにあるフランツ・リスト・ヴァイマル
音楽大学でグリゴリー・グルツマンに師事している。
2013年以来、トルコ出身の有名なピアノデュオ、ぺキネル姉妹
トルコ語版)が主導するプロジェクト「世界の舞台に立つ若き
音楽家たち」のメンバーとして奨学金をはじめ様々な
サポートを受けており、スポンサーであるトルコの企業
またリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーの奨学生でもあり、
同アカデミーが提供する集中コースや演奏活動にも
定期的に参加している。
2017年のスコットランド国際ピアノコンクール優勝に続き、
2018年には浜松国際ピアノコンクールに出場し優勝を勝ち取った。
その際に、第1次予選から本選まで一貫して使用した河合楽器
その後に日本国内で行われたほぼ全てのコンサート、リサイタルでも
(中ホール)で収録したデビューアルバム(2019年)と、
収録したセカンドアルバム(2020年)でも
このモデルを使用している。
受賞歴
国際ピアノコンクール
- 2012年 第22回 ローマ国際ピアノコンクール
- 「若きピアニスト」セクション第1位
- 2014年 第4回 若いピアニストのためのリスト国際コンクール(ヴァイマル/ドイツ):カテゴリーII (14~17歳)第3位、
- およびバルトーク作品の最も優れた解釈に対する特別賞
- 2016年 第10回 バリス・ドヴァリョーナス国際青少年
- ピアノ&ヴァイオリンコンクール(ヴィリニュス/リトアニア):グループC入賞、およびロマン派作品および古典派作品の
- 最も優れた演奏に対する特別賞
- 2017年 スコットランド国際ピアノコンクール
- (グラスゴー):第1位
- 2018年 第10回 浜松国際ピアノコンクール:第1位、
- 室内楽賞、札幌市長賞
F. Liszt Etude d’Execution Transcendente No. 12 “Chasse-neige” (Can Cakmur)
Chopin Etude op 10 No 7 (Can Cakmur) Can Cakmur
Schumann Piano Sonata No 2 op 22 (Can Cakmur)
Grieg Piano Concerto (Can Cakmur)