諏訪内晶子 – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

    諏訪内晶子さんは、1972年に東京都で生まれました。

2歳半のときに、両親が音楽教室に連れて行ったのをきっかけに、

を始めたそうです。諏訪内晶子さんの両親は音楽家ではなく、

一般的な家庭だったようです。

 

小学生から大きなコンクールに出場するようになり、

中学生のときには日本学生音楽コンクール・

中学生の部で優勝を手にしました。


中学卒業後は桐朋女子高等学校音楽家に入学し、15歳で

日本音楽コンクール・バイオリン部門の1位に輝きます。


そして18歳のときに、チャイコフスキー国際コンクールで

最年少の18歳で優勝し、注目を浴びる存在となりました。


18歳にして国際的なコンクールで優勝に輝くとは、当時から

ものすごい実力の持ち主だったことが分かります。

 

高校卒業後は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに進学し、

ニューヨークのジュリアード音楽院に留学しました。


音楽院でバイオリンの修行に励む過程で、音楽で活躍する

ためにはアカデミックな教養が必要であると気付きます。


そこで、諏訪内晶子さんは音楽活動を一時休止し、

コロンビア大学で政治思想史を学びました。


バイオリンの技術を磨くだけでなく、視野を広げるため勉強に

励むとは、諏訪内晶子さんが非常に行動力に溢れた

女性であることが分かります。


ジュリアード音楽院を修了してからは、国立ベルリン大学へと

留学し、さらに研鑽を積みました。

 

使用楽器については、1980年からストラディヴァリウスを貸与

国際コンクールでもその楽器を使用したそうです。


2000年からは、世界三大ストラディヴァリウスの1つである

「ドルフィン」を20年間長期貸与していました。

 

2020年10月以降は、グァルネリ・デリ・ジャズの

「チャールズリード」を使用しているそうです。

 

AKIKO SUWANAI(諏訪内晶子)1990 「Violin Concerto No. 1」 (Paganini)

 

諏訪内晶子/Zigeunerweisen

 

諏訪内晶子(AKIKO SUWANAI) LIVE1990「ジャコンヌ」(バッハ)

 

A.Suwanai plays Paganini Violin Concerto No.1 (2001 )