Lidia baichリディア・バイチ
ヴァイオリン界に妖精が現れた。あのロリン・マゼールをも
驚嘆させた、リディア・バイチとは、一見したところは、
あどけなさを残す金髪の美少女。
しかし演奏を聴くと、ヴィルトゥオージティ溢れる技巧と、
温かくなめらかで深みのある音色に裏打ちされた、
彼女独特の音楽表現が広がった。
10代にして、これほどまでに自分の世界を確立できる演奏家は、
そうはいない。
ロシアに生まれ、ごく幼い頃より音楽的天才ぶりを発揮していた。
彼女の強い希望で小型のヴァイオリンが特注され、
5歳から本格的にレッスンを始める。
o
わずか8歳で国際コンクールに優勝し、その後も次々と
オーストリア内外のコンクールで優勝をさらった。
ウィーンの楽友協会、ザルツブルクのモーツァルテウム、
フランクフルトのアルテ・オーパー、モスクワのフィルハーモニー
など、ヨーロッパでも有数のホールで演奏を行っており、
著名音楽祭から招かれることも多い。
さらには欧州放送連合で毎年行われている音楽コンテスト、
ユーロビジョン・グランプリ1998では、「今年の欧州音楽家」
に選出されるなど、実力・知名度共に高いヴァイオリニストです。
なお、リディア・バイチの使用楽器は名器ガルネリ・デル・ジェス「ex Guilet」です。(キングインターナショナル)
Paganini: La Campanella (Lidia Baich)
Liszt's Hungarian Rhapsody No.2 with Lidia Baich & Matthias Fletzberger
Mendelssohn: Violinkonzert d-moll (Lidia Baich)
Stravinsky: Suite italienne (Lidia Baich)