ポール・ルイス – ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル

 

ベートーヴェンのソナタに関しては、往年の巨匠たちや現代の

ピアニストたちが数々の名録音を残しているが、その中から

一つだけ全曲録音を推薦するとしたら、ルイス氏の

比類ないレコーディングを選ぶだろう」

アンソニー・トマシーニ <ニューヨーク・タイムズ>

 

 この世代をリードする、国際的に名の知られたピアニストの一人。

 

イギリスのリヴァプール生まれ。チェタム音楽学校でリスザルド

・バクスト氏に、ロンドンのギルドホール音楽学校で

ジョン・ハヴィル氏に師事。

 

その後、アルフレッド・ブレンデル氏から正式に教えを受ける。

1994年のロンドン国際ピアノコンクールを含め多くのコンクールで

成功した後、BBCの「新世代アーティスト」に選ばれる。

 

またウィグモア・ホールはヨーロッパ・コンサート・ホール協会の

「ライジング・スター」の代表演奏家にポール・ルイスを選出する。

 

高い評価を受けているシューベルト・ピアノ・ソナタ・シリーズは

ウィグモア・ホールを含め英国中の会場で演奏会が持たれる。

 

また、「サウス・バンク・ショウ・クラシック音楽賞」と

2003年のロイヤル・フィルハーモニック協会の「アーティスト

・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

 

ディアパソン・ドール賞、

 

2年連続のエディソン賞(オランダ)、

 

第25回キジアーナ音楽院国際賞(イタリア)、

 

ドイツ・シャルプラッテン賞、

 

ライムライト賞(オーストラリア)、

 

そして2008年のレコード・オヴ・ザ・イヤーを含む

3つのグラモフォン賞ほか数々の賞を受賞。

 

また2009年にはサウサンプトン大学より名誉博士号を

授与されている。

 

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲、ピアノ協奏曲全曲

およびディアベリ変奏曲を取り上げた演奏会シリーズと

ハルモニア・ムンディによる録音は世界中から称賛されており、

その集大成として、2010年にはBBCプロムスにおいて

ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲を一挙演奏した

初のピアニストとなった。

 

2016年、大英帝国三等勲爵士CBEを授かる。

 

Paul Lewis, piano: Beethoven’s “Moonlight” Sonata in C# minor, Op. 27, No. 2

 

Paul Lewis - Franz Schubert/ Impromptu no. 2 D935

 

Paul Lewis - Mozart - Piano Concert No 25 in C major, K 503

 

Paul Lewis - Chopin Ballade No.4 in F minor, Op.52 - Live 2004

Anson Yeung