パヴェル・ギントフ(Pavel Gintov、1984年1月14日 - )はウクライナ出身のピアニスト。
略歴
1984年、キエフ (現:キーウ)で生まれる。キエフ中央音楽学校を経て、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事。
若手ピアニストが対象の第5回ヴラディーミル・クライネフ青少年
国際ピアノコンクールで第3位、
第1回高松国際ピアノコンクール第1位(2006年)などの
受賞歴がある。
2010年現在、ニューヨーク在住でマンハッタン音楽学校
修士課程に在学。
芸風
まだ大変若いが、原則的にはアップテンポかつ爽快な音色美で
聞かせるのを得意とする。
ロシアン・メソッド特有の轟音や派手なタッチはあまり用いられない。
受賞歴
- ブラッドショー&ブオノ国際ピアノコンクール
- (2010年ニューヨーク)で優勝、
- 最高峰の高松国際ピアノコンクール(日本、2006年)
- で第1位と特別賞4回を受賞、
- 第5回国際V.クライネフ若手ピアニストコンクール
- (ハリコフ、ウクライナ、2000年)においてチャイコフスキー
- 作品の最優秀演奏賞と第3位を受賞。
- H. ノイハウツを偲ぶ若いピアニストのモスクワ音楽祭で
- 卒業証書(モスクワ、ロシア、1998年)、
- シェフチェンコ科学協会の助成金 (ニューヨーク、2008 年)、
- マンハッタン音楽学校 (ニューヨーク、2006 年) における
- 全額奨学金と奨学金助成金
- ウクライナ大統領の助成金 (1998 ~ 2001 年)、
- スクリャービン基金の助成金 (モスクワ、1999 年)、
- 国際慈善プログラム「New Names」への助成金
- (モスクワ、1998年)、
- 第2回国際パガニーニ・ヴァイオリン・コンクール
- 最優秀伴奏者賞状(モスクワ、2004年)
第1回高松国際ピアノコンクール 優勝者 パヴェル・ギントフ 本選 /
1st TIPC 1st Prize Pavel GINTOV Final
Pavel Gintov Scriabin Etude op.8 no.12
Pavel Gintov plays Beethoven Fantasia op. 77
Pavel Gintov plays Scriabin Etude in D flat major, op. 8 no. 10