オルガ・シェプス(Olga Scheps, 1986年1月4日 - )は、
クラシック音楽界における、ドイツの権威ある賞であるエコー
・クラッシック賞受賞者であり、魅惑的な舞台での振る舞い、
活き活きとしたサウンドと暖かいタッチなど独自の特徴的な
音楽により、同世代に評価の高い人気のピアニストが
数多く居並ぶ中で、極めて短い期間で独自の地位を確立してきた。
余人から格別際立つのは、音楽を解釈していく中でそこに
込められたストーリーを語ることで聴衆を魅了するという
驚くべき能力に拠るところが大きい。
来歴
ピアニストでケルン音楽大学の教授でもある父親のイリヤ
・シェプスにピアノを学び、6歳のときにドイツに移る。
ケルン音楽・舞踊大学でパヴェル・ギリロフに師事。
12歳のときから演奏活動を行っており、2007年、ルール・ピアノ
・フェスティバルでデビューして以来、ドイツの著名な
音楽祭に招かれ、ソリストとしてベルリン・フィルハーモニー
ほか世界有数の会場でリサイタルを開催。
シュトゥットガルト放送交響楽団、ミュンヘン交響楽団、
オーケストラと共演するほか、
室内楽にも積極的に取り組んでいる。
2009年5月のルール・ピアノ・フェスティバルでのリサイタルは、
フォノフォーラム誌との協力により録音され、「ピアノ
・フェスティバル・ルール・エディション」から発売された。
デビューCD 「ショパン」は2010年1月にリリースされ、
同年10月には「今年の新人」としてエコー・クラシック賞を受賞した。
2015年に『オルガ・シェプス・プレイズ・ショパン』
で日本デビュー。
2015年に初来日しリサイタルを開催したほか、東京交響楽団
(2016年、2019年)や新日本フィルハーモニー交響楽団
(2018年)と共演している。
現在はドイツを中心に活動している。ケルン在住。
ブランド大使を務めている。
Olga Scheps - Debussy: Arabesque No. 1, CD 74/L.66, Andantino con moto
Beethoven Piano Concerto No 3 Filharmonie Bohuslava Martinů / Robert Kružík
Chopin Waltz op. 69 no.2 Olga Scheps Live
Turkish March Mozart / Volodos Olga Scheps