圧倒的な才能と生来の音楽性を持つチョ・ソンジンは、同世代の
最も優れた才能を持つひとりとして、また現在の音楽界における
最も異彩を放つアーティストとして名を成している。
思慮深く詩的で、堂々としながらもやさしく、また極めて
ヴィルトゥオーソ的で色彩豊かなチョ・ソンジンの演奏は、
貫禄と純粋さを兼備し、見事なバランス感覚によって
生み出されている。
1994年ソウル生まれ。6歳でピアノを習い始め、11歳で初めて
観客の前でリサイタルを行う。
2009年第7回浜松国際ピアノコンクールで最年少優勝。
2011年には17歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。
2012-2015年にパリ音楽院でミシェル・ベロフに学ぶ。
2015年ショパン国際ピアノコンクールで優勝し、国際的な脚光を
浴びる。2016年1月にドイツ・グラモフォンと専属契約を締結。
その後、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル等、世界有数の一流
オーケストラと共演している。
これまで、カーネギー・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーンのコンツェルトハウス
ヴェルビエ音楽祭等、世界の権威あるホールや音楽祭で
多くのリサイタルを行っている。
今シーズンにはカーネギー・ホール、ボストン・セレブリティ
・シリーズ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーンの
コンツェルトハウス等でソロ・リサイタルを行い、ロンドンの
バービカンにリサイタル・デビューした。
Seong-Jin Cho – Nocturne in C minor Op. 48 No. 1 (first stage)
Seong-Jin Cho – Polonaise in A flat major Op. 53 (Prize-winners' Concert)
Seong-Jin Cho : Mozart, Schubert, Berg and Liszt (20191011 RSO Festival,
Helsinki Recital)
Beethoven - Piano Concerto No. 2 - Seong-Jin Cho & Mariinsky Orchestra
conducted by Valery Gergiev