アイザック・スターン(Isaac Stern、1920年7月21日 -
人物・来歴
アイザック・スターンは、ウクライナ語名イサーク・ステルン
(Ісаак Стерн) として、当時ポーランド領(現ウクライナ領)
だったクレメネツに生まれるが、1歳2ヶ月の時に、
家族に連れられサンフランシスコに移住する。
母親から音楽の早期教育を受け、早くも1928年でサンフランシスコ
音楽院に入学、ヴァイオリンをナフム・ブリンダーに学ぶ。
1936年2月18日にサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番を、
モントゥ指揮のサンフランシスコ交響楽団と共演、
翌37年にはニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開催し、
デビューを果たす。
初演後、初演者と作曲者の恋愛関係から演奏される事のなかった
バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番を初演者の依頼によって
再演奏し、世界に知らせた。
戦後間も無い時期から、1953年、61年、65年、68年、71年と
度々日本を訪れる。小澤征爾などの日本人演奏家と
親交を持っていた。
新進演奏家の擁護者でもあり、なかでもイツァーク・パールマン、
ジャン・ワンはスターンの秘蔵っ子たちで、
しばしば共演を重ねてきた
。1960年には、カーネギー・ホールが解体の危機に見舞われた際、
救済活動に立ち上がった。
使用楽器
- グァルネリ・デル・ジェス “パネッテ”(1734年製)
- グァルネリ・デル・ジェス “イザイ”(1740年製)
Isaac Stern - Saint-Saens Introduction and Rondo Capriccioso{Restored Image}(HD)
Grandesmusicos
[Restored, 1953] Isaac Stern - Sarasate Zigeunerweisen &
Isaac Stern, Itzhak Perlman - Leclair (Arthur Rubinstein Tribute) -
Schubert - Serenade ; Violin - Isaac Stern