スウェーデン生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチの圧倒的な演奏は、評論家の心も聴衆の心も奪ってしまう。

 

最近の彼の演奏会をフィガロ紙は「完璧な技巧。たぐいまれな才能」

と絶賛し、ボストン・グローブ紙は、アンドリス・ネルソンス指揮

ボストン交響楽団と彼が初共演(2017年7月)した

演奏会について、「落ち着いた物腰、澄みきった音色、

みごとな技巧」と賛辞をおくった。

 

ダニエル・ロザコヴィッチは2001年にストックホルムに生まれ、

6歳からヴァイオリンを始めた。

 

そのわずか2年後にはウラディーミル・スピヴァコフ指揮モスクワ

・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団との共演で、公式にデビュー。

 

ヴァイオリンの伝説的巨匠イヴリー・ギトリスは、この若者の

才能に強い感銘を受け、2012年12月、テルアヴィヴで開催される

「3つのかけ橋・国際室内楽音楽祭」にダニエルを招き、

バッハの〈2台のヴァイオリンのための協奏曲〉で

共演をおこなった。

 

ロザコヴィッチは2016年6月、15歳の誕生日を迎えた直後に

ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、同社では最年少の

ファミリーとなった。

 

この絆が、幅広い表現力と魂に訴える音楽性をそなえた

彼の希有な才能に、さらに磨きをかけた。

 

ダニエル・ロザコヴィッチ、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲第3楽章 

Daniel Lozakovich Mendelssohn Violin Concerto

 

Paganini Caprice No.24 - Daniel Lozakovich

 

Massnet - Meditation from the opera Thais.

 

Daniel Lozakovitj Saint Saens Introdoction and Rondo Capriccioso