4月中旬、静岡県掛川市にある掛川城に行ってきた。
掛川城は、室町時代に駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、
家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのがはじまり。
戦国時代には、山内一豊が城主として大規模な修築を行い、
天守閣、大手門を建設、城下町の整備や大井川の治水工事等を行った。
しかし、1854年の嘉永の大地震により天守が倒壊、
明治以降は、廃城令によって処分され、大半の遺構は撤去された。
現在の掛川城天守閣は、平成6年(1994年)に
日本で初めて本格木造復元されたもの。
スケッチは、掛川城御殿の庭から向こうに天守閣が見える構図で描いてみた。
クレスター水彩紙210g/㎡F6