毎日新聞奈良版のならまち暮らし」という連載,作家・詩人の寮美千子さんが月に2回書かれています。
ここで『描いて理科して楽しんでー奈良・紀寺ー』が紹介されました。
この中の教員生活0年のうち

「60歳から72歳までは理科だけを教える立場になれたので楽しくて楽しくてたまりませんでした」
これは私の気持ちそのもの,この12年は特別,全国を旅して教材の収集,工夫した指導の楽しかったことは忘れられません。
※北海道から九州の地学に関する資料,中でも浅間山噴火のとき477人が亡くなり石段を上り切った93人だけが助かったという鎌原観音堂の写真に生徒は強い衝撃を受けたようでした。


「教師時代,子どもたちに身近なものを観察して,底から考える楽しさを伝えてきた。今も,散歩をして目についてものをスケッチするともっと知りたくなる子どものような好奇心に満ちた日々,それをまとめたのが新著だ」
この好奇心が元気の秘訣だと思います。これからも持ち続けたいものです。
「学生のとき作成した岩石のプレパラートが「理科室」と札を掲げた本棚の一隅に飾ってあった」

私の理科室,ビーカーや試験管,エナメル線は今も出番を待っています。
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