【出展作品紹介】「寄生石のカーニバル」 | わらのなか

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透明水彩絵描きのブログです!

こんにちは!藁中です!

 

今日から新しいテーマの記事が増えます!

展示会出展作品の解説・紹介」というものです!

以前も何度か出展作品の紹介や解説をしたのですが、今回から新たにテーマでくくって見やすく運営していきます!!

 

基本的に、展示会の会期が終了してから出展作品の全体図、解説等していきます!

住んでいる地域から遠くて簡単に会場に足を運べない方や、展示会に興味はあるけど敷居が高い気がする、一人では行きにくい…なんて方もいなくはないと思います。(私もそうでした!)

そんな方にもどんな作品だったか、見ていただきたい…!ということで今後はしっかり書いていこうと思います!!

 

私が足を運べた展示会については会場の雰囲気等もざっくりですが、レポートします♪

 

それでは早速!

 

あ、心配ないかとは思いますが一応…

当ブログ内すべての画像が無断転載、使用禁止です!

 

 「宝石の煌きカーニバル」という企画展に出展した作品です。

「宝石」と「カーニバル」がテーマの展示ということで、宝石もりもり描いてみました。

 

以下、キャプションです!

 

この作品のショートストーリーのようなものを添えてみました(*´ω`*)

 

★☆★

 

少女の背中には宝(鉱)石たちが寄生していて、

石たちは少女の感情にあわせて色や数、形、を変え眩く輝いています。

石たちは少女のことが大好きです。

もし少女に危険が迫ったなら、石たち自ら強固な殻となり、少女を必ず守りたいと思っています。

 

そんな眩しい騎士のような石たちですが、自分たちのせいで少女が「普通」ではなくなってしまったことを知っています。

「バケモノ」と呼び石を投げつける子供。少女の生み出す美しい寄生石たちが欲しくて少女を「鉱石場」のように悪用したがっている大人。

 

それらを避けるにはひとりぼっちになるしかなくて。

 でも石たちは輝いて少女に伝えたいのです。今日も明日も。

 

「僕たちがいるよ」…と。

 

 

★☆★

 

う~~んこんなに長々とストーリーを考えながらイラスト描いたのはどれぐらいぶりだろう…

「カーニバル」要素が薄いですが、石たちは少女の寂しい気持ちを吹き飛ばしたくて精一杯煌いていて、そんな姿が「カーニバル」のように見えるかも…みたいな…

 

要素薄すぎ!!!(笑)

 

主役は少女だけど、石視点で考えながら描き上げました!

とても目立つ位置に宝石達をどーんと描いてあるけど、そんなことにはまるで気づいていないような少女。

 ストーリーと照らし合わせて見ていただけたら嬉しいです!

 

会場内はとてもキラキラしていて、色や形、表現の仕方も様々。

お人形さんや、アクセサリー等の立体作品も多くて美しかったです。

 

見に行ってみて、原画はやはりパワーがあるなと思いました。

こういった画像で見るのとは全然違う印象を受けたりしてとても素敵な経験でした!

テーマが宝石というのもあって、パワースポットに来たような気分になりました!

 

 

…はい!こんなところですかね!!

 今回の作品は色々不安もありましたが、気に入っていたので出展しました。

いざ会場で溶け込んでいる自分の作品の姿を見てホッとしましたし、

初日から感想くださる方や、物販の購入報告等してくださった方もいて、

「ここにいていいんだよ」と言っていただいたような気分でした…。

 

次の展示も頑張りたいです…!

 

ここまでお付き合いくださった方々、展示会にて原画を見てくださった方々、

本当にありがとうございました!!

 

それでは今回はこの辺で!

また会えますようにー!