今日は福岡市美術館で「藤城清治 100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ展」を見てきました。

 

 

藤城清治さんについては、こちらをご覧ください。↓

 

もう~、最高に良かったです。すごく良いです。

 

お名前を聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、絵(影絵です)を見たらきっと皆、見たことあります。

 

絵本とか、NHKの「みんなの歌」の絵とか、主に子供の頃かもしれませんが。

 

本やポスターは、紙に印刷されたものですが、展覧会では「影絵」が展示されていました。

 

後ろから光をあてて展示してるんですね。

 

これがとても良くて、例えるならば、CDと生演奏の違いくらいの差があると思いました。

 

足元の床にも影絵が映っていたり、絵の手前に水盤があって水面がゆらゆらしていたり、

 

会場全体が影絵の世界に入り込んだように、幻想的で素敵でした。

 

「泣いた赤鬼」の影絵劇も上映されていて、ゆっくりと、一日眺めて居られそうです。

 

夫が一緒だったのでサクサク見学しましたが。

 

那須高原の美術館にも行ってみたくなりました。

 

 

どの作品もとても素敵なのですが、私が一番好きだと思った「月光の響」のクリアファイルがあったので、買っちゃいました。

 

「版画」オリジナルジクレー – 藤城清治とラビの玉手箱 (seijifujishiro-lavie-shop.myshopify.com)

 

↑こちらはオンラインショップですが、ここにも「月光の響」の版画があります。

 

月光の中でセロを弾く小人の姿が、なんとも良い。

 

見てると、小人に感情移入します。音楽の演奏って、聴いてる時とは違った楽しさがありますよね?曲の中に入り込んでいく感じ。あの感じを思い起こすのです。月光の中で。一人で。

 

…版画も欲しい!

 

何かご褒美を買ってもらえるような機会が訪れたら、これをおねだりすることに決めて、今回はクリアファイルを自腹購入。

 

楽譜入れとして、大切に使います。

 

 

「生きるよろこび」という、タイトル通りの展示だと思いました。

 

行って良かったー!