こんばんは。

稲葉の白兎です。

大河ドラマとミステリーが好きです。

さて、終わったばかりの『麒麟がくる』。

見始めの頃とは思いもよらない最終回。

アレがない

コレがない

ないない尽くし。

感動より
がっかりが多かった。

最初に期待していたのは

明智左馬之助秀満の
湖水渡り。

負け戦のあと、坂本城へ帰った秀満。

その際、馬で琵琶湖を横断したと言われています。

ウソっぽいけど、
ロマンチックな話であります。

是非、大河で見たーい
と切望しておりました。

美しいだろうなぁ。

でも、ラスト数回から、

やらないかもしれない‥


左馬之助が初登場した時、
これは、やってくれると確信というか、

やらないと嘘だよね

くらい、当たり前だの思ってました。
お約束ってやつですね。

正直、本能寺の変は、どうでもよかったです。

何しろ、あらゆる大河ドラマで演じられましたから。
そもそも、信長サンがどういう死に方をしようが、もう興味がない。

あまりにも沢山見過ぎてきましたから。

森蘭丸のシーンのこととか、
ワンパターンと言ってもいい。

私が見たいのは『山崎の合戦』です。

天王山です。

信長を葬った後、
光秀がどう誤算をし、
無駄な時を過ごし、

あれよあれよという間に戦場で秀吉軍と相見えたかと。

それが、全くなかった。

😞

主人公だから、負け戦を描きたくないということ?

では、万が一、大河ドラマの主人公が
石田三成になったとしたら、

関ヶ原の戦いは
省かれるんでしょうか?

千利休も里村紹巴も出てきませんでした。


あの有名な
『時はいま‥』の歌も詠まれず

愛宕神社での必勝祈願も
何やらサラッとしてました。

伏線回収なし。

秀吉の母が、東庵先生のところで入り浸っていましたが、
それ以来、全く姿を見せず。

ひょっとして、忘れちゃった?

駒や、いろは太夫は出すの忘れないのに(笑)

あのシーンは一体、何だったのやら。

洞が峠の筒井順慶も、
ほぼナレーションでスルー。

最終回、あれしか出さないなら、

前に松永久秀がらみで詳しく出たシーンは何だったのやら

麒麟が来たとお駒に伝えてくれ

って、
そんなの普通、覚えてないだろ、
(失礼!)
冗談もいい加減にしてください

お駒を裏主人公にしたのが敗因。

歳を取らないし、
普通なら、お駒は老婆でしょう?
光秀もいい歳だし。

歴史に詳しくない人が見たら、
今回の大河ドラマは
不親切すぎて、訳わかんなかったのでは

それに何、あの黒田官兵衛は!

岡田准一はギャラが高くて無理?

だからって、
あのオーラのかけらもない濱田岳を官兵衛にするなんて‥

全く似合っていませんでした。

彼が「軍師官兵衛」で家来の役をやっていたことを覚えてる人、いますかね。

悪いけど、その家来の役でさえ、
冴えなくてイライラしましたよ

キムタクの『教場』の濱田岳は
演技が光っていましたが

戦国ものは、相性が良くない。

ワンシーンではありますが、

片岡鶴太郎と同様、
なんじゃ、ありゃー、ですよ。


ガラシャの芦田愛菜ちゃん。

悪いけど、ガラシャという柄じゃない。

だってガラシャは秀吉が惚れた絶世の美女ですよ。
旦那の細川忠興は尋常ではないレベルで嫉妬に狂っていたとか

過去に島田陽子や栗原小牧など絶世の美女が演じているのです。

愛菜ちゃんが大人になっても
美女にならないと思いません?

しかも太っているのか、顔が丸すぎるのです。

単に年齢が似通っているから出したとか、芦田愛菜ちゃんを出すこと自体が目的だったのか
そんな感じです。

本当に今回の大河はビジュアルがめちゃくちゃじゃないですか

あの家康も、演技は悪くないですが、
見た目が‥。

あの家康くんを出すなら、
子役をそれに似た子を選んで欲しい。

子役はわりとイケメンでした。
いかにも利発そうでした。

架空の人物三人衆も
あまり活かされてるとは言えず、
邪魔な存在でしかなかった。

異様にしつこかったですね。

過去にあんな迷惑な架空キャラいたでしょうか?

出し過ぎが仇となった気がします

長谷川さんの演技は悪くなかったですよ。

も少し、それを早く出せばよかったのに

織田信長くんも
血をペロリと舐めるシーンは
ブルースリーの映画の真似ですかね。

細川藤孝はよかったですね。

真面目で冷静沈着で、

世渡り上手ですね。

ああなりたいものです

とにかく
山崎の戦いが全くなかったのは、
本当に残念の3乗。

信長と光秀の愛憎物語でしたね

余計な物を描きすぎて、
めちゃ薄味の大河でしたが

二人の演技に免じて乾杯?

いや〜、歴代大河でもワースト3ですよ。

一年かけてやるというバランスの難しさですかね。

次回の大河は
私のよく知らない人物なので楽しみです。

知らないということは
妙な期待をせずに済みますから。