こんばんは。

いえいえ
あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

私はミステリブログの稲葉の白兎です。

大河ドラマに関するアップが少ないと思い、久々に書きます。

コロナで一時期中断されましたが、

後半、いささか気になる不満点が
出てきたので
書きます。

結局、不満かい😆

不満というか、疑問というか‥。

一番気になるのが尺。

前から気になってたけど、

本能寺の変、大丈夫?

そもそも明智光秀って、世間では織田信長の家臣ですよね。

足利義昭を紹介したことを機に信長の家臣として中途採用されたという‥。

それが、このドラマでは、
「お前を家臣に取り立てる」
だの、

「信長様の元で働きとうございます」
みたいな

ケジメのシーンがない。

かなりアヤフヤ。

それでいて、
ちゃっかり坂本城をもらい

城持ち大名第一号という出世街道驀進中。

秀吉も、「羨ましい」なんて、
褒め散らかしていた。

何で坂本城がもらえたかというと、
比叡山焼き討ちで活躍したから。

女子供は逃したアピール半端なかった。

え、女子供もバンバン斬ったから
坂本城をもらえたのが
定説では?

バンバン逃したのは秀吉のはずなのに
その事は全く触れられずに
勝手に光秀の名声になっている。

主人公を美化したいのはわかるけど、
せいぜい、残酷な事はそれほどしなかったぐらいに留めればいいのに。

竹中直人の『秀吉』と大違い。

『秀吉』の時は
光秀はマザコンで、お母さんに牛耳られて
それが、『麒麟‥』では

故・市原悦子が演じた秀吉の母「なか」が、トコトン下品でどうしようもないオバサンとして登場。

秀吉を良く描かないだけでなく
身内まで悪意を持って描かれて‥。

光秀視点、半端ない。

そうそう、
あまりに光秀が聖人君子過ぎて
近づき難い気さえする。

定番の、信長にぶっ飛ばされるシーンも
まるで出てこない。

定番中の定番

朝倉義景を討った後の、
本人の頭蓋骨で作ったという

髑髏の盃

が出てこなくて
「あれっ」て思った。

てっきり光秀に勧めて
嫌がる光秀の顔を楽しみにしてたワタクシもアレですけど、

信長を悪く描く、
本能寺の変の「動機」につながるエピソードの一つとして
格好なのに。

この脚本家、そういう下世話なことは
敢えて飛ばしてるのか、
知らないのか‥。

御母堂の磔シーンは
あると思うけど。

史実としては、ウソらしいけど、

定番中の定番が
全く出ないのは、ね。

盟友・細川藤孝との交友も
最近淡白で。
藤孝は絶対、重要人物でしょう?

重要人物といえば
奥さんなんて、
最大級に重要な人物なのに、

町娘・駒の出しゃばり半端ない。

奥さんより
架空の人物に異様なまでの尺を取ってる。

コロナ以降もチンタラチンタラ。

脚本家は駒を裏主人公にしている

出番は減るどころか、
秀吉だの家康だの、
挙句には将軍・義昭だのと交友を持っている。

東庵センセも最初の頃は結構、
おもろかつたけど、

帝と碁を打つてた時は「何、このヒト?」と思ったし、

駒がいないと
全ての人物が
二進も三進も行かないように描くのは
いかがなものか。

正直、視聴者は相当呆れているのに
その声を徹底無視。

かつては
信長を殺さないで〜!

という嘆願があると、
寿命が延びたりしてたのに

もう消してくれ!
という嘆願はガン無視。

よっぽど「お駒さん」演じる役者はヒマなのかな。

あんなに視聴者を魅了した濃姫は
ダブルブッキングでお忙しいご様子。

御母堂さまも
コンサートで忙しいのかしら。

不自然なくらい
出てこない。

よかったのは、
将軍義昭を演じた役者と

帝の板東玉三郎

くらい。

ユースケサンタマリアの朝倉義景は
あれだけ
勿体ぶった登場をさせておいて
終わりは、呆気ない。

光秀は朝倉に対して恩知らず

東庵センセも変な女スパイも町娘も
要らない、要らない。

前半は斎藤道三シリーズ面白かったのに

いつから、後半がグダグダならなったのだろう。

片岡鶴太郎が出てきてからかな。

片岡鶴太郎の演技は

ふざけすぎもいい所。

悪役があんな演技したらダメでしょ?

悪いけど、もう二度と大河ドラマに
出てこないで欲しい。

このドラマのいい所は、
いろんな人を出して、
あまり知られていないシーンが多い事。

蘭奢待、とかね。

義昭の兄、義輝のこととか。
稲葉一鉄とか。
比叡山に巣食う帝の弟とか。

筒井順慶は、当然かな。

この迷走、どう収束するのか。

期待しているのが
連歌の会

本能寺の変で暗躍した里村紹巴。

左馬之助の湖水渡り。

本能寺の変よりも
『山崎の戦い』を期待してます!

でも光秀が不利なシーンはカットされるから、
デッチ上げか省略か?

小来栖の長兵衛は出るのか?