こんばんは。

稲葉の白兎です。

ミステリーに関するブログを書いています。

鉄道とミステリは相性がいいか?

良いに決まってます♪

だって、松本清張のベストセラー小説
『点と線』は、

鉄道ミステリです。

それも、ネタは古いのですが、
鉄道オタクの人が喜びそうなトリック満載なのです。

清張センセもエッセイに書いてましたよ。
旅行は憧れだったと。

時刻表を使った空想旅を
しょっちゅうしていたんじゃないかな。

そして
時代は追いつき、
『乗り鉄』はメジャーな存在になりました。

わたくしはこの間、4日間にわたり、
ありとあらゆる鉄道に

‥なんて言うと大袈裟ですが
かなりの電車に乗りました。

①日目
🟣特急あずさ→南小谷(長野県)
🟡大糸線→糸魚川(新潟県)
越後トキメキ鉄道→直江津(新潟県)
ほくほく線→越後湯沢(新潟県)

②日目
🚅現美新幹線→新潟(新潟県)
🟣特急いなほ→秋田(秋田県)
🚅秋田新幹線→盛岡(岩手県)

③日目

🚅東北新幹線→八戸(青森県)
💮リゾートあすなろ→大湊(青森県)
🟡大湊線→八戸(青森県)


④日目
🚅東北新幹線→東京(東京都)
🟣特急踊り子→伊東(静岡県)
🟣サフィール踊り子→東京(東京都)

実に13種類の電車に乗りました。


🟣は特急
💮は観光列車
🟡は普通列車
マーク無しは第三セクター

逆に少ないと感じましたか?

確かに、丸一日めいっぱい乗ってるわけではないですね。

日没と関係あるんですが、
暗くなってからの行動は、
基本、あまり好きではない。

ホテルのチェックインが遅れるのは避けたいです。

目安は冬場は夕方6時前後。

あと、田舎は列車本数が少なかったり、
平日も観光列車は走ってなかったりします。

観光列車って何?

最近、流行っています。

文字通り、通勤ではなく
観光のための列車で、
車両の外と中が豪華だったりします。

特に中は、違いが明らか。

山手線や地下鉄のようなロングシートではなく、

椅子が縦に2つずつ並んでいたり、

クロスシートと呼ばれていますが

時には展望席や、ラウンジがあったりします。

たいていは指定席です。

私鉄だったりJRだったり

第三セクターも多いですね。

元は第三セクターが始めたものが原型になっているようですね。

種類はとにかく豊富。

コースに近い食事を出したり

スイーツを出したり、

お酒やおつまみを出したり

楽器の演奏、なんてものもあります。

わたくしめが乗ったリゾートあすなろは、
観光列車にしては、名前だけで

サービス精神がどこにもなかったです。

指定席拝見ぐらいしか、乗務員を見ていない。

良い景色のところで速度を落とすのも無し

駅員や通行人が手を振るのも無し

観光案内アナウンスも無し

終点地は何もない所。ホテルが一軒あるだけ。

折り返しの電車『しもきた』を待つこと2時間。

駅舎の中でひたすら待つ。

観光としては失敗ですが、
乗り鉄としては、

本州最北端の駅まで行ったと言う達成感はあります。

今、乗り鉄さんのための
『鉄道乗りつぶし地図帳』なるものが出ていて、

乗った路線をマーカーで塗りつぶせるようになっている本があるのです。

これは便利です。

てか、旅行に持っていきました。

塗りつぶすためではなく、
時刻表がわりに駅名をチェックするためです。

時刻表の字より、大きいので、
見やすいです。

欠点は、座席でホイホイ気軽に出せないこと。
乗り鉄だと、周囲にバレてしまいます。

時刻表も似たようなものですが‥。(笑)

この本の有効活用法としては、

松本清張作品に出てくる駅名や列車の乗り潰しができる!

例えば‥

今回の例で言うと、

有名な『砂の器』に出てくる
秋田の『亀田』。

羽越線の『羽後亀田』を
特急いなほが通過しました。

『羽後本荘』と終点『秋田』の間です。

特急が止まらない駅なので、
通過しましたが、

人によっては、降りたり
列車が止まらなくても

その線に乗って通過しただけでも
行ったことにする人もいます。

この本はいろいろ応用が効きます。

稲葉の白兎めも、早速、
今回だけでなく、今年乗った列車をマーカーで塗り潰しました。

欠点は全体像が見えないことかな。

乗った日を書き込めるメモのたぐいもあるといいですね。

鉄道ミステリ本を片手に、
この本が有れば、
すごく読みやすくなること請け合い。

鉄道とミステリーの相性は言うまでもなく
80%の相性です。💗

そして、
宿もセットです。

ミステリには旅館もよく出てきますね。

ミステリが好きだと
自然と鉄道の情報が入り、
乗ってみたくなるものです。

そして、その旅行先の背景、風景、空気などを感じることができます。

つまり
体験を通して初めて知識が強化されるわけです。