こんばんは。

ミステリ案内の稲葉の白兎です。

今夏に初めて青春18切符を使って以来、

急激に乗り鉄度が増した稲葉の白兎です。

旅は計画が全て

といきなり結論を言ってしまいます。

事の80%はそんなものです。

行き当たりばったりが大好きなんですが

と言うより

計画立てるのが苦手。


そんな稲葉の白兎めが唯一、

計画を立てやすいもの、

が旅です。

計画そのものが楽しい。

特に鉄道はそうですね。

初めて乗る列車のことを考えるとワクワクします。

よく、暇なとき、一日のうち在来線だけでどこまで行けるか、考えます。

日本一周も考えます。

東海道線を使って、どこまで進めるか、
時刻表で『机上の空論』を考えました。

そしたら
物理的には広島まで、

現実には岡山あたりが妥当。

乗り換えは予想以上に多く
最低8回。

ひょんなことから、この机上の空論を
実行に移したくなって
青春18きっぷを買って、やってみました。

早起きは苦手ですが
一日を目一杯使うためには
始発に乗る覚悟で
なるべく早い時間から東京駅を出発することにしました。

岡山のホテルには夜7時過ぎににチェックインする計画で。

手帳に書いた乗り換えの通りに
進みました。

乗り換え時間は平均7分くらいですね。

なので、乗り換えは緊張します。
列車では車窓を楽しむというよりは、
次の電車のことで頭がいっぱい。

何しろ、失敗が許されない。

乗り遅れた、なんてことがあったら
全てがガタガタ狂ってしまいますから。

意外と簡単に岡山まで行くことができました。
乗り換えも流石に3回以上、同じ顔ぶれの人は見ないですね。

自分みたいな人がいるかなぁ、とちょっとは期待したんですが。

米原まで実行する人はいない感じですね。


翌日は岡山から小倉まで行きましたが
広島からは新幹線を使ってズルしました。

松本清張記念館で半日時間を使うには各駅停車だけで行くのは厳しいし、
飽きてしまいます。

別な日に、今度は東北地方まで
北上しました。
最終地は秋田駅です。

翌日はリゾートしらかみという観光列車に乗りました。

これも初の観光列車体験。

外も中もカラフルで
楽しかったです。
乗り換えなしで5時間も乗っていられるのは嬉しい。

しかも乗り心地も良かった。

東北地方の在来線って、ロングシートが多かったので、
ボックスシートというだけで、
もう天国でした。

車内に売店やラウンジの車両があって、
なんだかクルーズトレインに乗った気分でした。

このリゾートしらかみので原体験のせいで、
ついに
越後トキメキ鉄道『雪月花』という食事付き観光列車に乗ってしまいました。

先月のことです。

ただ、手放しでいいことずくめだったわけではありません。

肝心の食事は、
値段の割に高く感じました。

一万7000円もするのに、
内容は五千円程度かな。

朝を抜いてきたせいか、
物足りなく思いました。

いっぺんに持ってきたのも興醒めでしたね。

三段重ねのお重の後は、
お吸い物とデザートしか出ませんでした。

コース料理だとよかったかな。

そして、コーヒーは一杯のみ。

おかわりないのかい!!

ブログなどいろいろ調べましたが、
観光列車のブログは
提灯記事ばかり。

誰も高いとか少ないとか思わないのかしら?

デザートも正直、不満足。

小さいよ!

車内販売もしょぼかったです。

電車そのものや内装はまあまあだったのですが、

食事が‥ね。

お腹いっぱいとは程遠い。

食事が早く終わりすぎて、
時間が無駄に余った感あり。

ガイドはまあまあでしたが‥。

都内から乗り込んだ人はいなさそうでした。
ほとんどが旅行代理店のパッケージといつた団体さん。年配者です。

リベンジをしたいところですが、
観光列車って
定員が少なく、
一日一往復のみで

しかも今は旅行代理店を使った団体さんが多いせいか、
個人の予約がなかなか取れません。

それにしても、
観光列車のなんと多いことか!

そして多い割に予約が取りにくい。

その点、リゾートしらかみは良かったですね。
食事プランがないせいか、
当日、指定席を乗る直前に買えましたから。

しかも青春18きっぷを利用したので、
持ち出しはたったの五百円ほど。

雪月花の一万7000円プラス
往復の新幹線2万円とはえらいちがい。

三万五千円と
五百円。

しかも景色も圧倒的にリゾートしらかみの勝ち。

雪月花の絶景は、
長野県がメインということもあり、
海がなくて、少なくとも絶景は全く
ありませんでした。


トンネルの駅はナニコレ珍百景でしたが、

敢えて良いところを挙げるとすれば、
それぞれの駅での出迎えと歓迎ですね。

観光列車は値段と内容は
比例しないです。

コレばかりは乗ってみないとわからない(笑)

結局ね。