ミステリー案内の稲葉の白兎です。
今日は、衝撃が走りました。
夏の甲子園が
センバツに続き
コロナのせいで中止になったことです。
理由はいろいろです。
地方大会の足並みが揃わない
団体での飛行機やバス、新幹線の移動リスク。
これですね。
確かに、不利な材料しか見当たらない甲子園大会。
しかし、
だからといって
地方大会まで中止にするのはいかがなものか？
大阪の府知事は
顔も心もイケメンという噂ですが
夏の甲子園中止という結論に対し、
「高野連は考え直したほうがいい」
というコメント。
さすがです。イケメンです。
「仕方ないですね」とは言わなかった。
高校野球は国民的行事。
ちょっと時期尚早とは思いますよ、
もうちょっと
ズラす
粘る
できないものですか？
高校総体は中止なのに
なぜ甲子園はやるの？
という批判・妬みを恐れた
これは一理あるでしょうね。
やらなくても言われ、
やっても言われます。
センバツの出場校は
中止の決定がほぼ一週間前、
つまり目前でしたから、
今夏の中止はどれだけ
ショックでしょうか。
顔ぶれを見ますと、
初出場校以外は、
逆に常連強豪校が異様に多いです。
当たり前にやってる甲子園。
コレは、
やり方を見直せというメッセージ？
負けたら終わりのトーナメント制
本大会の強行スケジュール
エースの酷使
ブラック練習
厳しい上下関係
これらを見直す機会かもしれません
変な話、
今年の3年生は、
センバツ出場校はもちろん
一生忘れられない出来事になるでしょう。
野球とは何か
甲子園とは何か
ただの一部活の一つなのか？
スカウトなど、進学や就職に直結しているのか？
本題です。
日本人は高校野球が大好き
だから
水島新司、あだち充という国民的漫画家に近い野球漫画家が生まれました。
推理小説だって
負けていません。
高校野球
プロ野球
に関連した作品はたくさんあります。
例えばサッカーやバスケットボール、
卓球がメインで出てくるミステリー小説はありますか？
って話です。
佐野洋の「盗まれた嘘」
光文社
もはや絶版になってますが、
いま流行りの馬鹿ミス
という気がしなくもないです。（笑）
主人公の記者の母校が
「春のセンバツ出場が危ない！」という
依頼から始まるミステリー。
なぜ馬鹿ミスかと言うと、
主人公の名前が回文。
丹下元太
古並木美奈子
上から読んでも
下から読んでも
たんげげんた
こなみきみなこ
です。
犯人は意外な人。
結末も意外。
動機も意外。
結末だけでも高校野球好きの人には
読む価値があるかも。