こんばんは。
ミステリ案内の稲葉の白兎です。
真冬なのに暖かい日が続いております。
そうです。映画「八甲田山」を観た日から
ずっとかな‥。
遭難した青森5連隊は、
突然の大寒波に見舞われ、
吹雪の彷徨を余儀なくされました。
帰路までたったの2キロしかないのに
いろいろやるんですが、
全部ダメで。
最初の晩の雪壕を出なければよかったのに、
アホ少佐の決断のせいで
スコップも食料も、
みんなダメになり
どうにもならなくなってしまいました。
短い行程だったから、
兵卒らは薄着で食糧も少し。精神もたるみ切ってました。
反対に、
逆ルートで長い行程で、
3日ほど前に出発していた弘前31連隊のほうは、
装備共に冬山の心得ができていて、
まとまりよく行軍していました。
実際は案内人をこき使ったあげく
捨て去ったそうですが。
高倉健が演じてるので
ダークな部分はもちろん払拭。
31連隊が奇跡の生還をしたのは、
7人の案内人による功績が大きいのです。
彼らがいなければ
徳島隊も全滅していたかも知れないのです。
7人は帰村した後も重度の凍傷に
生涯苦しめられたそうで、
もし、彼らが映画を観たら激怒するでしょうねえ。
そんなこんなで
村では最近になつて
7人の案内人を
八甲田山の勇士として、
語り継いでいるそうです。
銅像ができたとかできないとか。
さて、
大河ドラマ。
かれこれ4、5回目。
最初はヤバイくらいにつまらなかったのですが、
マチャアキこと堺正章と、
モッくんこと本木雅弘の斎藤道三が
良くて
45分があっという間なのです。
短く感じるのは面白い証拠?
駒という女の子はいただけませんが。
光秀と結婚するのかな?
でも光秀の奥さんは
竹中直人の「秀吉」の時は
ヒロコという名前でした。
有森也美のひろこ。
ヒロコさんは光秀が好き過ぎてるような感じでした。
秀吉軍に敗れ
死体となって帰って来た時、
やっと、私のモノになった
なんて、不気味なことを言ってました。
そして光秀の首を持って
川の中へ入って
そのままずっと突き進み、
最後は頭だけ出して沈んで行きました。
まあ、とにかく
秀吉とは正反対の男。
少し礼儀作法を備えていて、
女好きでもなく
真面目で‥
割といい男で‥(笑)。
大河ドラマでさんざん出てくる明智光秀でですが、
「秀吉」の時の村上弘明さんが演じた光秀に
今回の長谷川サンは近いのかなあと思います。
「秀吉」の時も、
母親役の人も最初から重要人物として登場していました。
なぜ光秀の母が!?
今回は石川さゆりですが。
母親が出るのは、
光秀が信長に初めて殺意なる、ダークな心を抱くきっかけが
その母親が関係してるのです。
ある作戦で信長は光秀の母親を人質として
八上城の波多野兄弟と交渉します。
ですが、
光秀の意見を聞かず波多野兄弟を殺してしまいます。
当然、約束が反故になったことでアッサリ光秀の母は
斬られてしまいます。
まあ、これ、マユツバ物とも言われています。
ですから
光秀を詳しく描くとなると、
この母親は必ず出てくるのです。
今日は、
細川藤孝も出てきました。
後の細川ガラシャ夫人の
あの細川です。
そのうち足利義昭も出ることでしょう。