こんばんは。ミステリブログ
稲葉の白兎です。

あけおめです。

年末はゴッホ展に行ってきました。

上野の森美術館にて絶賛開催中。


これ、「糸杉」です。
今回の目玉商品。

ホンモノは絵の具ベタベタで
圧巻でした。

映画「永遠の門」より、
鑑賞するのが後になってしまいました。

普通、逆です。

ゴッホとミステリーとは?

相性は良いです。

江戸川乱歩賞作家の高橋克彦氏の作品に
「ゴッホ殺人事件」がありました。

まあ、駄作かな(笑)

ゴッホの拳銃自殺🔫は有名ですが、
近年、自殺説に異を唱える人が多くなってきました。

まず、その日暮らしの貧乏画家のゴッホが
どうやつて、拳銃を手に入れたのか?

拳銃の使い道もよくわかりません。

まさか、自殺するために買ったとも思えませんし。

一説には麦畑のスケッチに邪魔なカラスを
撃つためというのがありますが、

カラスを撃つのに拳銃は適してません。
絶対、当たらないと思うし。
追い払うだけなら、別な方法があるでしょう。

高橋克彦氏の作品の中での解釈は
弟テオ、もしくはその奥さんヨーに
よるもの。

ゴッホの経済を支えるのも
限界がきて‥

推理小説としては
いいでしょうが、

ゴッホは即死ではなく
1両日は生きていて、
警察の聴取も受けたようですから、

弟のテオだったら、
テオに撃たれたとか、
正直に言いませんかね?

身内だったら、
警察だって
察しをつけるはずです。

映画では
近所の若者説を採用してました。

どこかで
拾ったのが間違って暴発したとか、

諸説あります。

小学校の頃、
誰からともなく、
ゴッホは畑で拳銃自殺したと、

ゴッホをよく知る前から
結果だけ
教えられました。

あるいは教科書にそう書いてあったという可能性が高いです。

ゴッホ‥
悲劇の人

激しい人。

変わり者。

あの怖そうな自画像でも明らかなように
明らかにとっつきにくそうな
風貌でありますね。

だから
こちらも
ゴッホを拒否(笑)。

ゴッホより
あの絵でも優しそうな
ルノアールのほうが
断然いいわ!!

しかし、
大人になって
何かのきっかけで
ゴッホの波乱万丈な生涯と

その印象的な作品が
自分の中で
リンクしたとき、

大変に興味が湧きました。

画家本人に、ですね。

その点では
おそらく、
衆目の一致するところでしょうね。

だから
松本清張だって、

新人画家をゴッホのように売り出そうとした
画商の話「天才画の女」や、

ゴッホが魅せられた南仏アルルを
駅伝の開催地として
招致しようとする話

「詩城の旅人」という

海外異色作品を

産み出してます。

どちらもテレビドラマになりました。

見てないけど(笑)

あの黒澤カントクも
ゴッホを映画にしています。

あの
ウネウネした独特のうねりが
やっぱり魅力的

年末ということもあってか
入場まで40分待ち。

上野公園に長蛇の列が。

客層は、と見ると、

別に絵画に興味のあるインテリ層ではなく、

ヒマだから並びましたふうの
人たちが多かったですね。

家族連れ

カップル

じいさん

ばあさん

パンダを見た帰りに寄ったのかよ!

中ももちろん混み混みで

ゆっくり鑑賞できませんでした。

そうそう
イヤホンガイドの声が

なんと今年のオリンピック大河ドラマ
「いだてん」
に出てた女優さん。

どこかで聞いた声だぞ

これは、いだてんだー

ドラマでも金栗四三に心酔して
同じ大学で
陸上でオリンピックを目指していました。

関東大震災で死んじゃったけど、
一年を通じて出演。

こんなところでも
駅伝とゴッホは
リンクしてたのかー

その、箱根駅伝ですが
明日がスタート。

この二つの鑑賞の日にちの差が
3日!

明日ですが、
池袋のメトロポリタンホテルでの
「ミステリーナイト」
冬季版に

参加します!!

乞うご期待