こんばんは。

松本清張をはじめとする
ミステリ小説の案内人・稲葉の白兎です。

松本清張と言いながら
本格ミステリー小説大好物人間です。

清張センセも
社会派と言いつつも、
たまーに、本格ぽいモノもあります。

「黒の回廊」
「ガラスの城」
「象の白い足」
あたりなぞ、犯人探しと言えます。

また、明らかにコイツが犯人!
コロンボみたいなものは 
書いてないです。

意外にも。


殺人が出るものに関しては、
基本、犯人は明かしたりしてません。

「砂の器」なんて
映画の印象が強いせいか、
最初から犯人を明かしてるイメージありますけど、
全然違います!!

最後までAかBか、あるいはCか
わからない仕掛け。
ブラフを使ってます。

「点と線」にしてもそうです。

計画を立てた人物は別にいたりして、
そうそう、わかり切った話でもないんです。

それはともかく、
クローズドサークルかどうかが
分かれ目です。

犯人限定エリア祭り。
数人の容疑者。

今回、映画になる前から話題の本格推理小説
「屍人荘の殺人」は
ザ・クローズドサークル!!

と出だしはよかったんですが

途中から
なぜかゾンビが人を襲うという
バイオハザードのノリになってきて

戸惑うことおびただしい。

ゾンビは
化け物

吸血鬼

人間以外のモノが殺人犯なんですよ。

どうせ最後は人間が犯人なんでしょうが。

なぜに途中からSFもどきになって
犯人当てのハードルが跳ね上がってしまいました。

いま、3分の2読んだところですが、
ボチボチ、私の中で犯人の目星がついてきました。

そんなことはいいとして、

やっぱり気になるのがゾンビ。

最初、ユメ落ちかと思ってました。

だっておかしいじゃないですか

突然、ゾンビが問答無用で登場するなんて‥!
🧛‍♂️

あり得ない!!

ちょっと引いてしまいました。

せっかく大型新人だと先日持ち上げたばかりなのに。

あと、主人公の先輩が早々とゾンビの餌食となって
退場したのも解せません。

絶対、死んでない!!

山荘の合宿で起こるクローズドな殺人の筈が
ゾンビが関わってくるのは、
んーーー、
人狼より許せないです。

興味が失せたというか、
馬鹿馬鹿しいというか、
面白くなくなってしまいました。

ライトノベルのノリですよ。

若いなあ

登場人物たちがイマドキすぎて

男のような言葉遣いの女性が多数登場。

剣崎比留子とか、
わざとらしい名前やキャラクターが鼻につく。

乗りかかった船なので仕方なく読んでますが
映画のチケット、読む前に買ってしまって

早まったなあ

ホント、大丈夫だろうか。

最後は
参りましたー💦

となるのをコレでも1センチくらいは期待してます。
なにせ、
四冠を取ったという作品ですからね!!

ゾンビ‥だから屍人荘か。

この作者はゾンビマニア?

私はゾンビとか
ITのピエロとか、
怨霊とか
わけのわからないもの苦手です。

逆に怖くないというか、
スリルが失われてしまう。

本格モノに
未確認生物は持ち込んで欲しくなかったなあ

真相のどんでん返しを期待してます

ユメ落ちでありますように(笑)