こんばんは。

ミステリ案内の稲葉の白兎です。

梅雨入りしましたね!



昨日は東京ドームホテルのランチを紹介しましたが、
肝心な事が結構抜け落ちてました。

レストラン名も書いてない!

最上階って言って、
何階だよ
って話ですよね?

食べモノの話になると、
やはり私めは正気を失うようです。

地上150メートル
43階
「アーティストカフェ」

パノラマランチ
3200円なり。

前菜とデザートはバイキング。

メインディッシュは3種類からチョイス。
パスタです。

コーヒー付きます。

お代わりできます。

90分と書かれていましたが、
12時に入って、
2時40分までいました(笑)!

90分超えとるやろー👊

見ると、隣のママ友4人組も
我々より前に着席して、
お皿に前菜盛ってたのに

我々より、長ーくいて
喋ってました。

恐るべし!

さすがにこういう場所には、
JKが居なくて嬉しい。

スタバのフラペチーノ目的で
コーヒーチェーン店として単価が高いにもかかわらず、
女子高生がいますからね。

東京ドームホテルは、
ホテルとしては四つ星以上なのに、
それほどブッフェの値段は高くないです。
つまり安いです。

気取ってないのに
サービスはいい

こういうホテルはいいです。

池袋のホテルメトロポリタンもそうです。

池袋プリンスよりランクが高いとあり
ビックリしました。

今年も届きましたよ、
ミステリーナイトの招待状。


タイトルは毎年凝ってますね。

タイトルに意味はほぼないんですけどね。

内容をそれほど反映していない。


「名探偵の皆様へ」

この書き出しは、
稚気にあふれた本格ミステリ好き魂をくすぐりますね。

こういうの、
好きですわ。

遊びココロです。


ところでブログタイトル「99%の誘拐」とはなんぞや。

岡嶋二人の推理小説のタイトル。

昨日たまたま巨人の試合をドームで見たので
彼らの「殺人ザ東京ドーム」を紹介しました。

その岡嶋二人氏の傑作をまた1つ紹介します。

このタイトルで、
誘拐を題材にした作品だとわかりますよね?

「殺人」が起きなくても

誘拐に限っては、
長編でも引っ張れます。

それぐらい誘拐ミステリは面白いです。

ましてやストーリーテラーの岡嶋二人です。

ほんとに彼らのミステリ は
レベルが高い。

傑作が多すぎて
おススメを選ぶのが大変。

ほぼ全作品がおススメなくらい。

この99%の本編の良さは、

ハイテク誘拐であること。

これに度肝を抜かれます。

早い話が「むじんくん」の誘拐版です。

機械がやってくれるんです。

岡嶋二人はちなみに
井上氏と徳山氏の合作によるペンネームです。

エラリークイーン

藤子不二雄

と一緒。

合作って不自由そうだけど
強みがあります。

アイデアが豊富。

彼らの場合、奇跡的に豊富。

文を書くのが井上氏。
アイデアを出すのが徳山氏。

岡嶋二人の作品は

競馬
ボクシング

など、他の作家さんにはない題材と知識で
書かれたものが多いです。

タイトルで言うと、
「焦げ茶色のパステル」
「ダブルダウン」

あと、当時はまだ斬新だった
パソコン関係の題材。

このパソコンの知識は、
井上氏か徳山氏か、
今となっては忘れましたが

多分井上氏のほうですね。



なぜか本格作家さんは、
アナログな人が多いですから。

岡嶋二人は、
オタク系、スポーツ系、ギャンブル系
と、

他のミステリ作家が網羅できない部分が
強いですね。

訳あって
解散してます。

井上氏のほうは、
井上夢人というペンネームでソロで活躍中。

99%の誘拐は、

タイトル負けしてませんし、

内容と中身も同じだし、抜群のネームです。

自動誘拐ということです。

児童を自動誘拐?