こんばんは。
松本清張作品を初めとする
ミステリ案内人・稲葉の白兎です。
地上波初登場の岡田准一主演「関ヶ原」。
役は西軍の事実上の総大将・石田三成。
毛利輝元が本来なら総大将なのですが、
それは大老であるがゆえに
お飾りとして担ぎ出された総大将。
実際は何もやらなかったに等しいので、
関ヶ原
=徳川vs石田
が公式にまかり通ってます。
原作は司馬遼太郎。
あらゆる意味で
松本清張センセと双璧をなす巨匠。
この「関ヶ原」は上・中・下巻からなる大長編で、
累計約600万部のベストセラー。
五本の指に入るかと思われる人気商品。
いえ、作品です。
白兎目の関ヶ原の戦いの最初の出会いは、
大河ドラマ「おんな太閤記」だったでしょうか。
石田三成との出会いも「おんな太閤記」ということに。
天下分け目と聞きましたが、
どちらが東軍で、どちらが豊臣方なのか、
サッパリ分からず、
この勝敗が、自分の現在を形成してるかと思うと、ただごとじゃありません。
結果が逆だった場合、
自分がこの世に誕生してなかったかもしれないので。
大げさに言うと。
勝敗のカギを握っていたのが、
若干19歳の、
豊臣秀吉の養子・小早川秀秋。
唐突に出てきて、
どちらに就くか、めちゃくちゃ迷って
動かなくなって
雄叫びと共に味方に斬り込んで
勝敗が決定。
西軍が優位だったのに、
このヒトの裏切りで
逆転したらしいです。
その後、後悔にさいなまれ、
怪死を遂げました。
21才。
怖かったです。
裏切りの報いでしょうか。
同じく唐突に出てきたのが、
石田三成。
秀次問題が出始めた頃です。
淀殿とどういう関係なのか?
間男なのか⁈
と疑うくらい、容姿端麗。
当時無名の宅麻伸。
秀吉が死ぬと、
このハンサムな男がなにやら豊臣家を
牛耳り始めて
家臣たちが揉めてバラバラになり、
そのまま「関ヶ原」とやらに
なだれ込みました。
この宅麻伸演じる家臣が
三成とやらなのですが、
立ち位置で言うと、
完全に悪役でした。
豊臣秀吉とねねが主人公なのに。
なので、
顔はカッコいいんだけど、
悪い奴というのが当時の印象。
豊臣家の最悪の家臣。
日本史の授業で
関ヶ原を習い、
豊臣方の西軍の大将が石田三成と聞いた時は、
「ほえ?」
と驚きを隠せませんでした。
三成って実在してたんだ。
しかも西軍の大将をやったとは!
あの宅麻伸の顔が浮かびます。
授業では、三成はお茶坊主から、
奉行の地位にのぼりつめたと聞き、
本当は真面目でいい奴なのかも⁈
ねねが主人公なので、
淀殿がすごい悪女に描かれてるんですよ。
三成は淀殿とツルんでるから余計に悪い奴に見えたんです。
でも最高の石田三成もいました。
「黄金の日日」の近藤正臣。
当時、吉田栄作似の2枚目で、
主人公のルソン助左衛門の友人のような設定。
影に日向に助左衛門をバックアップ。
爽やか極まりない。
主人・秀吉を前に彼を庇う発言をしたり。
彼は普通ということはまず無くて、
いい奴か悪い奴の、たいていどちらかに分かれますね。
そして、なぜかはわかりませんが、
顔だけは、2枚目の俳優さんばかり。
山本耕史、田中圭、小栗旬、原田龍二、
江守徹、鹿賀丈史、奥田瑛二‥。
そして岡田准一。
一方、わたくしめは
岡田准一の映像作品ばかり、
縁があります。
タダでもらった映画の券は
図書館戦争
天地明察
興味を持って見た
東京タワー
誘われた映画は、
永遠の0
読むように勧められた本は
海賊と呼ばれた男
その頃 の大河ドラマ
軍師官兵衛
6時間ドラマの「関ヶ原」は、
石田三成に興味があって見ましたが、
まさか、
岡田准一がその三成を演るとはね〜〜。
松本清張は歴史に詳しく、
こんな本を出してます。
9つの国内戦争を選んで解説。
関ヶ原の戦いも入ってて意外でした。
清張センセは、
厳島の戦いなど、
ローカルな戦に興味のいく人です。
それが意外にも、
「関ヶ原の戦い」が一番長く、
詳しかったです。
石田のことは、
ケチ臭い人とありましたね。
全体的に残念な人ということらしいです。
