こんばんは。
ミステリ案内の稲葉の白兎です。
松本清張ミステリ
「詩城の旅人」
と
今年の大河ドラマ「いだてん」を
結びつける人は、
世の中広しと言えども稲葉の白兎くらいかと思います。
昨日のいだてん18話。
寺島しのぶが女体育教師として
出ています。
ドイツに3年留学して、
日本の学生の陸上技能を高める勉強をして
帰国。
男まさりの体育教師。
女子学生の体育向上に命をかけてます。
金栗四三の知り合いの娘さんが
「女子だって走りたい!」と思いを吐露。
それはいいとして、
その女教師役が寺島しのぶ。
音羽屋の娘で、市川染五郎ととかくのウワサがあったりしました。
その寺島しのぶさんが、
昨日のブログに書いた松本清張氏の海外作品
「詩城の旅人」は、
ゴッホゆかりの南仏プロバンスで
国際駅伝を誘致する話です。
ある新聞社へ、その南仏駅伝を開催してはどうかと、投書が来ます。
そのアイデアに感心し、
誘致を実現させるべく、
木村という新聞記者が現地南フランスへ向かいます。
ゴッホだけでなく、ロダンも南仏プロバンスと関係がありました。
この作品がですね、
大昔に映像化されたようです。
そして、まさに子供時代の寺島しのぶが
出演してたらしいです。
主な配役は長塚京三に富司純子。
富司純子は、音羽屋の菊五郎の奥さん。
つまり、長女なんですよね。
だからこそ、出演されてたんでしょうか。
おそらく、彼女はそんなこと忘れてるでしょうが、
すごい偶然です。
南仏を駅伝コースに!
駅伝つながり。
後期印象派の興味深い歴史、
美術にまつわるエピソード
ズル賢い陸上連盟
この話は、やがて、ドロドロの男女のミステリーへと移行。
なんだ、いつもの清張センセの作品か。
来週のいだてんのサブタイトルは
「箱根駅伝」。