こんばんは。

ミステリ案内人間・稲葉の白兎です。

当たり前だけど、ミステリ大好きです。

漫画は?

子供の頃好きでした。

漫画が嫌いな子供つていませんよね?

私も例に漏れず、
漫画好きでしたよ。
絵も描いてました。

好きな漫画家は
楳図かずお
手塚治虫

2人とも、ストーリーテラーです。
天才です。
楳図かずおの「おろち」は、
まとまりのいい短編で、
まるで我が巨匠・松本清張氏のよう。

手塚治虫については、言わずもがな。
ブラックジャックのリアル連載を読んでた時、
子供ながらに、この人、凄すぎると思いました。

毎週20ページキッチリ、
まとまりのある話を載せてくるんですが、
そのレベルの高さには驚きます。

さて、それに反し、
少女漫画は苦手です。

理由は、絵とストーリー。
少女漫画って、当たり前ですけど、
恋愛がメインじゃないですか?

超オクテ(自分で言います)
の白兎は、恋愛のストーリーが全く楽しめず。

特に学園ラブコメが大嫌い。
足の長いイケメンが出てきます。
長髪です。
「こんな奴、いるかー!!」

白兎めは、超現実リアル志向。
なので、ありえないビジュアルが多発する恋愛現場の少女漫画とは遠ざかります。

週間マーガレットを試しに買ってみたら、
全く楽しめませんでした。

例外として、
里中満智子
美内すずえ

は大丈夫です。
理由は、恋愛に主軸を置いてないこと、
根性モノであること。

何が言いたいかと言うと、今日のお題。


この有名すぎる漫画ですが、

子供の頃、敬遠の筆頭。

絵が無理。
お姫様ムリ。
イケメン無理。
外国の話、ムリ。
中世の話、無理。

ところが、仕事でたまたま動画を見ることになりまして、
それも途中の「首飾り事件」から。

たったの1話で
ハマってしまいました。
そして、
よくわからんが、
「ベルばら」なるものがだいたいわかってしまいました。

これは、想像以上に誤解してたかも。

なんと言ってもわかりやすい。

コレ、大事。

すっごく大事。

歴史オンチでもついていけます。

しかも、この回、いきなりロベスピエールの名前が登場。

この人なら知ってる。
関ヶ原の戦いの石田三成のソックリさん。

頭が切れるけど、
ホントは賢くなかった中間管理職。

人を次々と絞首台に送り込み、
しまいに自分もその餌食となった残念なヒト。

そう司馬遼太郎がおっしゃってました。

これで「点と線」が繋がりました。

そして、ついに
ベルばらを全9巻買いました。

読みながら、
この作者、天才と思いました。

欠点がないです。

強いて言えば、
フェルゼン伯爵の魅力がわからない。
アントワネットとの恋愛 がイマイチ。

男のくせに恋愛にうつつを抜かし過ぎ。

余計な一言でした。

人生に遅すぎることはないと言いますが、

今更ベルばらを知ることに驚いてます。

人気あったのもうなづけます。

70年代の漫画とは思えないクオリティの高さ。

まだまだ言いたいことありますが、
キリないので
また次回です。