こんばんは。


ミステリ案内の稲葉の白兎です。

今頃になって「ベルばら」にハマるというか、
初めて知った世界に自分でも意外です。

子供の頃、食わず嫌いというか、
絵の第一印象で、
少女マンがへの苦手意識を持ってしまった
白兎めです。

当時一世風靡してた池田理代子さんの
ベルばら。

絵がもう、
ザ・少女マンガ

全開過ぎて、もうダメ〜〜。
まつげ長過ぎ、スタイル良すぎ。
ゴテゴテのお姫様ドレス

ちなみに、
いがらしゆみこの
「キャンディキャンディ」も

「無理です」って感じ。
男性がイケメンすぎて、
こんな奴、見たことないわ!!

刑事コロンボにハマってた当時は
もう異次元の世界。

それが、何のイタズラか、
たまたま21話を見るハメになったのをキッカケに、興味全開になるから不思議です。

「ナニコレ、めっちゃ面白いやん」

めっちゃ、わかりやすいやん。

だから人気が出たのね。

わかりやすい!

コレ、大事ですね。

だって30分の21話のみで、
ベルばらの全てがわかったんですよ(笑)。

フランス革命。
マリーアントワネット。
オスカルの役どころ。

21話はちょうど、ジャンヌバロワが登場したばかり。
謎の悪女。
ロアン大司教を騙くらかして
何か悪事を始めようとしています。

この女がもう、話を引っ張るんですわ。

このヒトのやることが気になって
で、22話、23話と見てしまいました。

もうこれって「三銃士」に出てくる
悪女ミレディーにやることなすこと
というより、
キャラクターが丸かぶり。

ミレディもジャンヌも、

自分の欲望のためには、
むちゃくちゃやる人。

そこまでやったら‥

アンタ、ただじゃ済まないよ
縛り首だよ

ハラハラ、ドキドキ。💖

松本清張センセならずとも、
必ず悪事のツケは回ってくるパターンを
知ってるだけに、
彼女らの大胆な着想と行動力には、
脱帽です。
🧢

このジャンヌという、稀代な悪女キャラのお陰で、ベルばらの世界にハマれました。

彼女の 「ガタガタ騒ぐんじゃないよ、男のクセに」

この強さはどこからくるのか。
苦労したのか?
少なくともアントワネットのような甘ちゃんより、私はこのジャンヌのほうに憧れますね。

もっとやれー。

それに比べて、
ロベスピエールと石田三成。

司馬遼太郎が、
原作「関ヶ原」6時間ドラマの後、
ビデオで石田三成プロデュース・関ヶ原を語りました。
三成は、例えて言うなら、
フランス革命の🇫🇷
ロベスピエールに非常に似ていると仰ってました。

フランス革命を知らないので、
当時はまるでわかりませんでしたが、
ベルばらをキッカケに点と線が繋がりました。

裁判で被告を次から次へと断頭台に送るロベスピエール。
最後は自分も断頭台にかけられてしまいました。

彼らに欠けてるものとは?

出る杭は打たれる


はたまた
出過ぎた杭は打たれない
とも言います。

頭はキレるし、
そこそこ正義感は、あったのですが、

立場や身分が中途半端。

自分の立ち位置の脆さに気がつかなかった


どうせコトを起こすなら
大物になってから、
おやり。(笑)

腹黒さが欠けてました


ジャンヌを見習え、と。