こんばんは。

稲葉の白兎です。

大河ドラマ「いだてん」がようやく動き出した感じです。

前回まで話がなかなか進まず、
やっと予選が終わりました。

ところが、金栗選手は、オリンピックの予選だと意識しておらず、
決まったあと、真っ青な顔をしてました。

そんな大それたものに出るのは無理と断ると、
会長は、どうしても出てもらいたくて、
頭を下げてお願いしました。

金栗は、感動して出場を決意。

しかし、
ストックホルムへは自腹で行くように言われます。

交通費と滞在費が自腹。
あり得ない話ですが、
彼は騙されてしまったのです。

その話とは別に、
ビートたけしが演じる落語家の志ん生。

車屋の若い男が、たけしの若い時を演じています。
志ん生師匠を俥に乗せながら、
なんと弟子入り志願。

運良く、弟子入りオーケー。

俥(人力車)で師匠を乗せながら、
稽古をつけてもらいます。

そして、めでたく大落語家になったビートたけし。そこへ、若い男がいきなり弟子入り志願。

好きな演目は「芝浜」。

あー、これってNHKの金曜ドラマ「落語心中」にも出てきた、
有名な落語。

若い時の志ん生と、俥屋をしている若い志ん生にタイムラグがあり、
これも、なんだか岡田将生がこないだやったばかりの昭和元禄落語心中と似ています。



いだてんの時代の落語は人気があり、
その証拠にいたるところに寄席がありました。

娯楽が少ない時代ですからね。

今では落語はお年寄りの娯楽といったところですね。

落語以外にも娯楽はごまんとあります。

岡田将生くんのようなイケメン落語家が出てくれば、追っかけのご婦人たちが増えるでしょうが‥。

歌舞伎や能と違って、血筋や家柄を必要としないので、
変な話、協会に登録すれば、明日にでも高座に上がろうと思えば上がれます。
誰かの弟子になるのが手っ取り早いでしょうね。


聴きに行くのはもっと簡単です。

新宿の「末廣亭」がおススメです。

それにしても、たけしといい、岡田将生といい、
1つの落語を全部やってもらいたいですね。

劇中劇なんで、一部分というのは、建前でしょうね。

ほんとは、全部を演じるのは大変。
それができたら、落語家は苦労しない。

果たして、現役の前座の人と、
どちらの落語が上手なんでしょう?

ドラマだから、できてるんでしょうね。