こんばんは。
稲葉の白兎です。
ミステリ案内人ですが、
ミステリ以外に、
大河ドラマが好きで、
もちろん普通に
映画やドラマが好きですが、
高校野球が好きで、
箱根駅伝が好き。
冬の風物詩「箱根駅伝」。
コレを見ないと年が明けないのだーー。
🏃♀️🏃♀️
自分が見始めた時は、
順天堂
というチームが印象に残ってます。
ほかに
早稲田
中央
日大
が強かった気がします。
青学と東洋は、子供の時には
いなかった。
出場していませんでした。
東洋は出てた年もあるけど、
上位ではありません。
逆に、
帝京、中央学院、大東文化が
有象無象のザコ (失礼!)でした。
ユニホームがツートンカラーや派手な色のチームは弱い!!
そんな認識。
その中でも目を引いたのが、
黒人選手のゴボウ抜き。
子供の頃でしたから、
何で外国人が⁈
とか、
そんなに速いなら、
いっそ半分以上、外国人にしたら?
とか思いました。
でも10年以上、
黒人選手は大会中、山梨学院の2区の選手だけ。
他のチームは、プライドが高いのか、
外国人選手を使いません。
誰もマネしないのが異様に思いました。
そしていよいよバブル期に入ると、
その外人だけ目立つ山梨学院が
初優勝。
神奈川大、東海大も頑張るようになりました。
そして、
不思議な
上武大学。
真っ黒なユニホーム着て、
色のネタが尽きたんでしょうか?
ピンクの日大はズルいと思いましたが。
上武大学は、いつもビリです。
関東学院、東農大、城西大、
これらもビリ候補。
バブル期にめちゃ強くなつてきたのは、
山梨学院と駒沢。
ところが!
ある時、
稲葉の白兎の箱根駅伝人生に衝撃を与えたものがあります。
「山の神」です。
🏔山の神が誕生してからというもの、
箱根の勝者伝説が一気に書き換えられてしまいました。
箱根駅伝は2区にあらず。
5区だ!
花の5区🌸。
山登りという特殊なコースで、
気温も低下。
よくも悪くも、差がつきやすい。
4区で二桁を走っていても、
5区の選手が強いと一気にベスト3もあり得るわけで‥。
山の神(5区首位)が走ったチームは
往路優勝🏆。
じゃあ、今までのレースは何だったのよ。
子供の頃から、何十年間も見続けてきた私は、
ショックでした。
彗星のごとく現れた「山の神」。
前を行く選手をゴボウ抜きにして、
大逆転を収めた選手が
山の神。
普通に5区の区間賞を取った人なんですが、
誰がつけたか、「山の神」。
その存在を決定づけたのが、
あの2代目山の神の柏原竜二。
東洋大学に初優勝をもたらし、
今や東洋大は、箱根のリーダー。
柏原竜二が走る限り、
他の大学の優勝は絶望的になりました。
三代目山の神は、
青山学院の選手。
今年の山の神は、
国学院の選手。
🏔
しかも区間新。
どーでもいいことですが、家族に國学院卒が。
国学院は、優勝レースに参加してないので、
シード権も過去に一回獲得したことがあるだけで、
誰もが驚いたと思います。
白兎めも、4区以降は、諸事情で一切ブラウン管から離れたので、
それを知ったのは、
翌日でした。
青学がブレーキで優勝できなかった事実だけで
お腹いっぱい。
ニュース見たかったですが、正月って夜、
スポーツニュースやらないのね。
東洋が4区で逆転優勝した、
2位も青学ではなく東海大と聞き、まんぷく。
何でこんな面白い時に限ってブラウン管を離れたのか、ここ10年以上なかった。
怪しい話になるけど、
離れていたのが、よかったのかも。
なぜなら、去年はテレビにかじりついて
見たものは、
青学の鉄板レース。
シード権争いすら見られず、
過去最低の駅伝大会・観戦でした。
正直、東洋にしろ、青学にしろ、
同じ大学の優勝は、3年が限界(笑)。
駒沢の強い時も面白くなかったです。
要はアクシデントが見たいんです。
デッドヒートが見たいんです。
子供の時から見ていたのは、
他のマラソンと違って
そうしたらドラマがあるし、
首位でない人や、ビリまでマメに映してくれるからです。
そんな長距離レースは箱根しかありません!
箱根見てると、
甲子園野球と一緒で
ザ・日本人!!
って感じ。
多分、外国人からしたら理解できないでしょうね
。
報道の多少の大げさなわざとらしさは感じますが、
ついつい、見続けてしまいます。
そんな2019年の初めに買った
「箱根ゼロ区を駆ける者たち」というドキュメンタリー。
ライターは、陸上競技を専門に本を出してます。
そして、東海大を密着して書いたのがコレ。
まさか、その本を出したばかりの東海が優勝するとは。
それ以上に驚いたのが、本書の中身。
大学の駅伝部や陸上部に入る学生は、
当然、箱根駅伝の出場を目指してるのは当たり前ですが、
もちろん、全員が箱根を走れるわけではありません。
野球だってそうです。
ベンチに入れずに卒業する部員は、
強豪チームにいれば、珍しくないこと。
箱根駅伝の場合、
想像をはるかに超えてました。
なんと、70%。
本書には、メンバーに入れず、当日メンバーの補助をする選手の話が出てきます。
というより、それが中心。
監督のホンネ、青学や東洋のカントクの考え、
ここまで書いていいの?
と思うような赤裸々すぎる内部事情。
人間関係。
ますます、来年の箱根が楽しみです。
高校野球は、春と夏があるけど、
箱根は正月の2日間のみ。
「熱闘甲子園」にあたる番組もない。
テレビニュースは、
他局ではやらないし、
優勝チームの名前しかわかりません。
スポーツというより、
お祭りに近いものがありますね。
明日こそ、1人紅白歌合戦の全貌を。
