こんばんは。
稲葉の白兎です。
こんばんはでもないですが。
西郷どんの最終回、
介錯シーンがないことに
驚きや批判が相次いだそうですが‥。
私は、驚きはしましたが、
別に怒るほどのことではないと思います。
それは、それで、
なにしろドラマだし。
逆にいつも同じ死に方って、必要⁈
織田信長の本能寺の最期だって、
ドラマごとに違うじゃないですか。
自分の首を刎ねて死んだこともあるし‥。
おそらく、「この辺でよか」というシーンを
期待したんでしょうね。
来るぞ、来るぞ
あり?
大久保は
脇役。
マヌケでした。
降伏の勧告をしたこと、
それで、吉之助サァが助かると考えたこと、
甘かア、一蔵どん
と西郷に一笑に付されました。
博覧会で、降伏拒否を知り、
頭が真っ白。
演説で失態。
明治初期を除き、
いつも先を行くのは西郷どん。
西郷の背中を追いかける大久保。
大久保は西郷が好きで好きで好きなのに、
相手は、意外と冷めている。(笑)
死ぬ順番が逆だったら、
大久保の死に対して
西郷どんは取り乱したり、
号泣しただろうか?
身内の死に対しては、
悲しみしすぎるほど悲しみます。
でも、どこか一蔵に対しては
そうでもない気がします。
2人の間を邪魔したのは、
桐野利秋?
彼の存在は、
西南戦争では欠かせませんが
この狂犬のような西郷フアンが、
大久保やちゃんとした第三者を近づけなくさせ、
西南戦争が泥沼化したんではないか?
それにしても、
山縣有朋がおいしい!
明治編では、
伊藤博文、井上馨、大隈重信、江藤新平などの
官僚が10人ほど出てきましたが、
特に目立つ人もなく、
伊藤博文でさえ、その他大勢の一人。
山縣有朋は汚職事件を起こします。
永久追放を救ったのは
西郷どん。
そして、西南戦争での総指揮官は山縣有朋。
圧倒的に有利な政府が半年以上も手こずったのは、
山縣有朋の戦略が的確ではなかったことにも
大いに関係してます。
総攻撃の前夜、
「この中に西郷の恩義に与しなかった者がおるか?」
という問いかけ。
山縣有朋は、西郷を殺したくなかった。
みんなだって、そうだろう?
おいしいのは、
その他大勢の彼が最終回に再び
ノコノコと出てきて、
強い印象を与えたこと。
目立ったこと。
間を置いて、最終回に出てきたのは
他に
フキや徳川慶喜
大久保の奥さん、マス。
大河ドラマの最終回に出るか出ないかは
大きいと思います。
その点で、
ちょっとしか出なかったくせに
山縣有朋はズルい!
村田新八も、
アコーディオンを弾いて目立ちました。
牢屋に入れられた大山。
西郷家の敷居をまたぐな!と
役人の弟にかました西郷の妹。
最終回に目立つと、目立つンです(^_-)