こんばんは。

ミステリ案内・稲葉の白兎です。

今日は、「西郷どん」の最終回でした。

最終回なので、時間がいつもよりワイド。

西南戦争の首謀者として、
西郷隆盛は政府に追われ、
最期は城山というところで自決。

政府軍から総攻撃をかけられ、
弾が当たって怪我をします。

「もう、このへんでよか」

と言い、自決したとされています。

「翔ぶが如く」でも、
兵士に介錯をさせていました。

今夜はそんなシーンはなく、
アレ?

ただの戦死?

投降する時期はなんといっても遅すぎましたね。

東京では、大久保が降伏を拒んだ西郷に
ひたすらショックを受けていて、
外国要人を招いての展覧会での挨拶はしどろもどろ。

悲しみの感情が溢れ出す大久保。

弟・従道は妹から責められていましたが、
「翔ぶが如く」では、
奥さん役の田中裕子が、

「アンタがそばにいながら、何でこういう事になった!?」

と、一言パンチ。

今回の糸さんは、そこまで肝っ玉系ではなかった。

最後はお約束?の大久保暗殺シーン。

テロリストにより馬車から引きずり出され、
めった斬り。

ポッケには、西郷さんとの思い出の紙片が入っていて、
大久保のお守りがわりというか、
ずっと持ってた。

友情の象徴アイテム。

翔ぶが如くでも、
暗殺者たちは、
目的を遂げたあと、

「チェスト〜〜〜!!」
と言って逃げ去ります。

薩摩士族が犯人なら、
それ言っちゃダメでしょ。

私はこの番組で、
下男の熊吉のフアンなんで、
無事に生還できてよかったです。

熊吉はその後、政府の従道の仕事も手伝ったと
解説がありました。

そして、クレジットが出たあと、
最後の最後で、
西郷隆盛自決シーン。

「このへんでよか」

自決する前にこと切れます。

国内戦争が、この瞬間日本からなくなったわけです。

涙、涙、涙。

私もいつか城山へ行ってみたいです。