こんばんは。
稲葉の白兎です。
今年の11月は暖かいですね。
ダウン着ている人が大げさに感じます。
さて、12月になればそろそろ
今年の流行語大賞も考えなくてはなりません。
「シャキーン!」
誰の言った言葉かわかりますか?
今年の夏、この人が言いまして、
「シャキーン!」を言ってる写真があればいいんですが、
載せれば
「ああ、見たことある!」
と思うかも。
元々刀を抜くマネをしてふざけてたみたいですが、
試合前、気合いを入れる時のポーズ&儀式になりました。
しゃがんで、グッと左手を伸ばしているポーズ。
何度もテレビで写り、
知ってる人は知っています。
試合の進行の妨げになるから禁止されたそうですけど。
金足農フィーバーのその後を調べますと、
目標額五千万が、
大会終了後も続々とお金が寄付され、
2億7000万!
止まらないそうです。
文化祭も一般公開が中止になる有りさま。
寄付金にせよ、文化祭にせよ、
学校の問い合わせの受付電話が鳴り止まない!
切ったら次の電話がかかり、
エンドレスだそうです。
猫も杓子も、といったところ。
秋田こまちも吉田くんが愛用してると一言いっただけで、前年度より25%増。
本には、金足農の強さの秘密、
チームの歴史、学校の歴史、など
てんこ盛りで書かれています。
秋田だから応援されたというより、
何よりは
公立、地元の選手で、メンバーが初日から変わらず‥。
そんな学校は目立ちますよ。
時代と逆行してますから。
最初から人気・評判ではなく、
一回戦、鹿児島の常連校に勝ったことで、
随分、感心されました。
マスコミが騒ぎ出したのは
3回戦の横浜に勝ってから。
なにしろ劇的な8回の逆転スリーランホームランで勝利。
この辺りから高校野球ファン、一般市民にによる
イナゴの大移動が始まりました。
私は2回戦あたりから移動しましたけど(笑)。
準々決勝の近江戦は見ました。
史上初のサヨナラ2ランスクイズ。
大リーガーも脱帽と大絶賛。
なぜ、こんな奇襲が成功したかというと、
そもそも今は、ほとんどのチームがバントよりヒットを狙うバッテイングに切り替わってるそうで、
バント練習の配分が全体的に少ない傾向です。
攻撃のバント練習が少ないということは、
相手のバントを想定した守備の練習も必然的に少なくなります。
ここが大事。
つまり相手の近江は、
2ランスクイズなんて、
想定外中の想定外。
メジャーリーガーの人も動画を見ながら、
インタビューで、
そういうプレーを思いつけないので、
守備の対処は無理
と言ってました。
一度も経験してない人には無理だと。
近江の選手は別にエラーもしてなくて、
ごく普通の送球。
2塁ランナーの確信的な走り方は、
条件が揃ったからです。
バント打者への信頼。
俊足。
アドレナリン沸騰。
まさかの日大三にも勝ち、
決勝に行ったのですから、
フィーバーしないほうがおかしいですね。
平成最後の番狂わせ。
負けた金足農の絶賛が鳴り止まず、
史上何回目かの春夏連覇を達成した大阪桐蔭はほったらかしで
新聞ばかりかワイドショーでも金足農の一方的な報道だったようです。
勝ったほうが讃えられなくて可哀想?
それは違います。
勝ったんだから、讃えられようが讃えなかろうが、
めでたいのです。
本人たちが嬉しいならそれ以上余計なことは要らないと思います。
可哀想なのは、負けたほうに決まってるじゃないですか!
金足農は着実に我が道を行ったことで、
ブランドになったのではないでしょうか。
私の母は秋田出身です。
県民は農業しないでテレビ観戦。
一見おとなしそうな秋田の人たちが
こんなクレイジーな面を持ち合わせてるとは意外でした。
東北の人って、真面目な印象があるので。
有名人は昔のところでは
桜田淳子。
農耕機のCMに出てました。
歴史では、
戦国時代では
日立の佐竹義宣が関ヶ原で負けて、
秋田に移封。
松本清張「砂の器」に出てくる最初のカメダは、
秋田にあります。
秋田に「羽後亀田」という駅があることを刑事が発見して刑事が現地に飛びました。
母の実家の最寄り駅は
「羽後本荘」で、
カメダはそこの二、三個手前の駅です。
